
こちらのページでは、当サイト内に掲載されている是枝裕和監督の関連記事をまとめています。
このページでわかること

是枝裕和監督が撮影した映画一覧です。
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作品名(公開年) | 作品情報 | 動画 |
真実 (2019年) | ーーー | ーーー |
万引き家族 (2018) | 作品情報 | 動画 |
三度目の殺人 (2017) | 作品情報 | 動画 |
海よりもまだ深く (2016) | 作品情報 | 動画 |
海街diary (2015) | 作品情報 | 動画 |
そして父になる (2013) | 作品情報 | 動画 |
奇跡 (2011) | 作品情報 | 動画 |
空気人形 (2009) | 作品情報 | 動画 |
大丈夫であるように Cocco終わらない旅 (2008) | 作品情報 | 動画 |
歩いても 歩いても (2008) | 作品情報 | 動画 |
花よりもなほ (2006年) | ーーー | ーーー |
誰も知らない (2004) | 作品情報 | 動画 |
DISTANCE (2001年) | ーーー | ーーー |
ワンダフルライフ (1999年) | ーーー | ーーー |
幻の光 (1995年) | ーーー | ーーー |
是枝裕和監督映画【万引き家族】(2018)

【万引き家族】感想:見ていて胸がキュッとなる(☆5.0/5.0)
この作品は家族がみんないろんな想いを抱えていたのがリアルです。
子供たちがお店で普通に万引きをしているところは、とてもインパクトが強かったです。
そして家族みんなで海へ行ったりしていたのが印象的です。
周りから見ると幸せそうな家族だなと感じます。
でも本当は複雑なものがあって、みんな必死なのがリアルです。
家族は切ってもきれないものがあるのを改めて痛感しました。
独特な世界観があって、とても引き込まれる作品です。
(いつき・25歳・フリーター)
【万引き家族】感想2:血が繋がらなくてもこんな家族の形があるんだなと感じる作品。(☆4.0/5.0)
生きていくために家族ぐるみでの万引きをテーマにした映画ということでセンセーショナルな内容ではありました。
そんななかでも翔太とりんが駄菓子屋で万引きしたのがバレる場面というのが印象的でした。
店主役の柄本明が翔太に対して妹にはさせるなと言ったセリフが記憶に残りました。
映画のイメージ的には家族で万引きしていることがインパクトとして強いんですが実際に映画を観ると哀しい人間ドラマというのが表現されていると感じました。
(ジャンゴ・43歳・自営業)
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是枝裕和監督映画【三度目の殺人】(2017)

【三度目の殺人】感想1:考える。自分なりに考える。(☆4.0/5.0)
罪を犯した人間は裁かれ、またそれを償うものだとこれまで疑う余地も無く生きて来ましたが、今作を見て自分の見解が甘かったと思い知りました。
法廷では必ずしも真実が暴かれるわけではなく、場合によっては弁護人の力量でどうとでも結果を導くことができる。
これが現実なのだと気付くと数日もの間、今作で描かれた内容で頭がいっぱいになったものです。
答えや正解が無い作品だからこそ、自分なりの考えを見つけ出さなければならないと強く感じました。
そして俳優陣の熱演が、作品に没頭させる要因であることは間違いないです。
(ガレット・42歳・フリーランス)
【三度目の殺人】感想2:鑑賞後にこんなにも体が強張って疲れた作品は初めて
戦争物でもアクション大作でもないのに、鑑賞後にこんなにも体が強張って疲れた作品は初めてでした。
特に弁護士・重盛と容疑者・三隅の接見室でのやりとりは、息苦しさを感じるくらいの緊迫感があり、三隅に翻弄される重盛の心の葛藤に共感せざるを得ませんでした。今作を観終わった後は、真実とは一体何なのだろう、裁判とは何を裁くために存在しているのだろうと悶々と考えさせられました。
おそらく是枝監督は、視聴者がそれを感じ、”法”の実情に対して今一度考えてほしいと願い、今作を製作したのではないかと思っています。(しょう・40歳・女性・フリーランス)
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是枝裕和監督映画【海よりもまだ深く】(2016)

【海よりもまだ深く】レビュー:映画とは思えないほどリアルな家族のやりとりに驚き(☆4/5.0)
阿部寛さん演じる良多という男が典型的なダメ人間で、自分が一度過去にやりとげた成功体験をいつまでも引きずっている様子が本当にリアルでした。
そしてこの映画に出てくる家族は映画とは思えないほど自然な感じがあり、お互いに気は使ってないけれどたまに干渉する感じが実家の雰囲気を思い出させてくれます。
ここまで家族のリアルな感じを出せるのは全員の演技力が凄まじいからであり、特に樹木希林さんのお婆ちゃんの演技が一番良かったです。
(けんた・27歳・会社員)
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是枝裕和監督映画【海街diary】(2015)

【海街diary】感想1:説得力のある人物造形!人生の数だけ物語があるんですね。(☆5.0/5.0)
それぞれ悩みを抱えた4人姉妹の人物造形が素晴らしいです。
それは、演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずの演技力と、まるで当て書きのように得意とするキャラクターを演じていて説得力がありました。
物語が是枝監督の得意な、特別ドラマチックな展開のない日常の中に、人の良い所、悪い所、喜び、苦悩などが様子が淡々と描かれます。それにより、物語に感情移入がしやすく、いつしか深い感動を味わいました。
4姉妹のうち広瀬すずだけが、少し異質な存在なのですが、それが様々な場面で複線となり、登場人物たちが自分や周りと向き合って行く姿もよく、いいお話でした。
(ハレルヤ・51歳・専業主夫)
【海街diary】感想2:穏やかな波、そうではない波。人生だもの。(☆4.0/5.0)
公開前に4姉妹のキャストの面々を知った時は、「豪華すぎないかな、大丈夫かな…」と思ってしまいましたが、蓋を開けてみると見事に姉妹、家族でした。
特に長女役に綾瀬はるかさんが据えられたのは意外でしたが、劇中では本当にお姉さんそのもの!4名ともそれぞれのキャラクターと役割があり、ご近所さんの日常風景を覗かせてもらっているようでした。
複雑という言い方で済ますのは嫌ですが、決して順風満帆では香田家のあれこれが、時々胸にチクリとくるものの、家族の温かさを感じます。
まさに”海街”という響きが似合う夕凪のような作品でした。
(ガレット・42歳・フリーランス)
【海街diary】感想:心やさしく懐かしい作品(☆5.0/5.0)
この作品は姉妹の仲良しさがとても良かったです。
年齢や性格などみんな違うけど、一緒に過ごしていくところが微笑ましかったです。
相談にのったり花火をしたり、何気ない日常がいいなと感じました。
そしてすずが梅を漬けていたのが印象的です。
昔ながらのやり方で、すず自身もすごく楽しそうにしていたのが伝わってきました。
さらに出てくる風景などがどこかレトロで、自然溢れているのが素敵です。思わず心が癒される感じがします。
(らん・25歳・フリーター)
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是枝裕和監督映画【そして父になる】(2013)

【そして父になる】レビュー:家族、父親とは(☆5.0/5.0)
「そして父になる」では、福山雅治さん演じる良多の活躍があり、演技力が素晴らしかったです。
息子が出生時に病院で取り違えられ、別の子ども育て続けていたことに衝撃を受けました。
出来損ないであったけど、6年間はパパだったことを伝えているシーンに感動がありました。
血のつながりが大事なのか、愛した時間のどちらが大事なのか考える機会を得ることができた点が学びになりました。
映画を観ながら、家族について考えてみると、涙が出てきました。
(マリル・33歳・会社員)
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是枝裕和監督映画【奇跡】(2011)

【奇跡】レビュー:子どもたち、頑張れ!(☆4.0/5.0)
まえだまえだの兄弟、この頃小さいんですよね。
今やすっかり成長しているので、とても貴重です。
別々に暮らす、それぞれのシチュエーションも、やっぱり是枝監督らしく、子どもに寄り添うような感じで、とても自然です。
特に弟くんがスイミングを習っていて、その帰り道の雰囲気とかリアルですね。
鹿児島中央駅で、樹木希林さんと会話をしている感じとかも、とてもスムーズで、切り取り方がうまいなあ、と感じます。
新幹線がすれ違うポイントを、子どもたちで探して行く過程は、夏休みぽくていい感じです。
(ここっと・46歳・主婦)
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是枝裕和監督映画【空気人形】(2009)

【空気人形】感想:すべてがペ・ドゥナにつきます(☆3.5/5.0)
ペ・ドゥナ主演のちょっとエロティックな映画です。
ダッチワイフに魂が宿るという不思議な設定ですが、ダッチワイフ役のペ・ドゥナの可愛さに尽きる映画です。
そのペ・ドゥナの大胆な濡れ場も感動モノです。
ダッチワイフの魂の悲しさもうまく演じていてかわいいだけの女優さんではないんだなと思いました。
淡々とした展開ですが、もう少し救いがあるようなラストとか笑いのペーストも欲しかったなと思います。
でも、ペ・ドゥナのかわいさが全てをカバーしてくれた映画でした。
(wao・61歳・アルバイト)
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是枝裕和監督映画【大丈夫であるように Cocco終わらない旅】(2008)

【大丈夫であるように Cocco終わらない旅】レビュー:Coccoさんの知られざる素顔が見れる作品(☆4.0/5.0)
軟らかな歌声と歌詞のなかに込められたメッセージ性の強さで有名なCoccoの姿を追ったドキュメンタリーです。
彼女が歌に対してどんな意識を持っていて、観客にどう向き合っているのかが知れる貴重な作品だと思いました。
その一方で沖縄について当時騒がれていた時事問題などが取り上げられており、政治的な要素もあることに驚きました。
Coccoさんもその問題に向き合い、自分のなかでじっくりと考えて言葉を選ぶ様子に彼女の優しい人柄が表れているような気がしました。
(けんた・27歳・会社員)
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是枝裕和監督映画【歩いても 歩いても】(2008)

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是枝裕和監督映画【誰も知らない】(2004)

【誰も知らない】レビュー:本当に誰も知らなかったのか(☆4.5/5.0)
子ども達の姿があまりにも自然で、YOUさん演じる母親とのやり取りなどが最初はどこにでもいるような普通の家族に見える分、後半の置き去り生活がより衝撃的でした。
4人も子どもを産んだのに出生届も出さず学校にも通わせず、出て行ってからもお金を送るだけで長男に弟と妹の世話を任せっきりにする母親をただ悪として描くのではなく、「誰も知らない」というタイトルからして本当に誰も知らなかったのか、気付くことができたのではないかという問題提起にも感じる作品でした。
知らないでいることや、知らないように振る舞ってしまうことも罪なのではないかと考えさせられました。
(ありー・33歳・会社員)
【誰も知らない】レビュー:淡々としているのがよかった。(☆4.0/5.0)
淡々としている分、余計につらくなる映画でした。
なぜ、と思うけど、母親が絶対的に子どもを守るとはいえないのかもしれません。
そうなったとき、なぜ周りが気が付かないのかとか、母親を責めるだけでは解決しない問題があると思いました。
柳楽優弥はじめ、子どもたちがすごいです。
彼らが変わっていく様子がよくわかりました。
とても疲れ切っていって、すごく怖かったです。
実際に起きた事件が基である作品。こういう事件はもう起きないでほしいと思います。
(まい3・37歳・主婦)
【誰も知らない】レビュー:社会の不条理を訴えかける、現代に通づる物語(☆4.5/5.0)
この映画は昔起きた事件を題材にしており、映画を見た際このような事件が実際に起きたことに驚いたことを覚えてます。
ひとり親であることが生きにくい社会であるが故に起きてしまった悲劇、現代にも通づるものがあり訴えかけられる作品です。
また、子ども役である柳楽優弥さんをはじめとする4人の演技は、本当にこのような生活をやっていたのかと疑うほどリアリティを感じ、さらに心に訴えかけるような作品になっているのだと感じました。
(なん・25歳・会社員)
【誰も知らない】レビュー:事件の中の「誰も知らない」世界(☆4.0/5.0)
実際にあった、子ども置き去り事件を元にされた映画。
是枝監督の子どもに台本を渡さないで行う撮影スタイルの為なのか、演者の子どもたちの演技がとてもリアルでした。
社会に属さず、大人の保護のない中で、子ども4人だけの暮らし。
事件の悲惨さだけを切り取ったものではなく、淡々と子どもたちの生活が描かれいます。
なので、笑顔で過ごしている時間もあるのです。
それがより切なく、残酷さを感じられて、胸がしめつけられました。
新聞やニュースで事件を見る以上に子どもだちの心情に想像を膨らませることができ、ズーンと暗い気持ちにはなりますが考えさせられました。
(クー・31歳・主婦)
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是枝裕和 (これえだひろかず) | |
誕生日 | 1962年6月6日 |
星座 | ふたご座 |
血液型 | |
出身地 | 東京都 |
公式サイト | 【分福】是枝裕和公式サイトプロフィ-ル |