映画「ピースオブケイク」観ました♪
「ピースオブケイク」のことはの感じた、見どころや感想をまとめます。
ちょいちょいネタバレ(シーンの説明など)になっているかも。
「観る前に絶対知りたくないよ~」という方のために、ピースオブケイクが観られる動画配信サービスをいくつかご紹介しておきますね↓
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このページでわかること
「ピースオブケイク」、“ケーキ一切れ”?って思ったのですが、“ラクなこと、簡単だよ”って意味があるんだそうです。
「ピースオブケイク」の感想の前に、簡単にあらすじやキャストをご紹介しておきますね。
「ピースオブケイク」の原作は漫画です。
「溺れるナイフ」や「恋文日和」、「平凡ポンチ」で知られれる人気漫画家ジョージ朝倉さんの作品です。
2003~2008年「FEEL YOUNG」で連載された作品で、「ちゃんとした恋愛したいのにできない」そんな切ない20代女性の恋愛を描いています。
一人きりよりはいいという安易な理由で男性と付き合ってきた梅宮志乃(多部未華子)は、アルバイト仲間との浮気が発覚しDV体質の恋人からフラれ、バイト先から去ることに。状況を変えるべく引っ越した先で出会った隣に住む人は、新しい職場の店長・菅原京志郎(綾野剛)だった。京志郎に強く惹(ひ)かれる志乃だったが、彼には一緒に住んでいる恋人がいて……。
(引用元:シネマトゥデイ)
梅宮志乃(多部未華子):主人公。ダメ恋を繰り返してきて、もうちゃんとした恋したいともがく20代女子。
菅原京志郎(綾野剛):“優しさがズルい”レンタルビデオ屋の店長。志乃の隣の住人&アルバイト先の上司。
成田あかり(光宗薫):京志郎の彼女で同棲中のワケアリでメンヘラ系美女。志乃とはバッチバチの関係。
オカマの天ちゃん(松坂桃李):志乃の親友。レンタルビデオ屋でバイトしつつ役者もしている。
ナナコ(木村文乃):志乃と天ちゃんの同級生。
正樹(柄本佑):志乃の元カレ。上から目線のイヤな男。
川谷(菅田将暉):レンタルビデオ屋のスタッフ。志乃のことが気になっていて、スキあらばとチャンスを伺っている。
多田(中村倫也):レンタルビデオ屋のスタッフ。自主映画にお金をツッコミ、借金取りに追われている。
千葉(峯田和伸):オカマの天ちゃん所属、「劇団めばち娘」の座長。後に志乃に告白。
黒沢年子(安藤玉恵):「劇団めばち娘」の代表
キンジ(森岡龍):京志郎の弟で、あかりの素性を探って京志郎に伝える。
監督:田口トモロヲ
主題歌 :「ピース オブ ケイク -愛を叫ぼう- feat.峯田和伸」(加藤ミリヤ)
ここからは、印象に残ったセリフやシーン、ことはの感想を書いていきますね。
男に流されやすい志乃。
「ちゃんとした恋したい」と思いつつ、ダメ女子がしがちな行動しちゃう志乃。
あーっ、もうそれやっちゃうかーってハラハラ。
例えば……。
幸せだと好きだと感じるほど、怖くて怖くて怖くて、不幸の準備をしてしまう。
引用:映画「ピースオブケイク」より
京志郎と同棲していたあかりが勝手に出ていってしまったあと、京志郎と志乃の距離は縮まった。
だけどいつも不安がつきまとってしまう。
もし、あかりが帰ってきたら、自分は?って。
「店長、あかりさん、帰ってきてますよ」
引用:映画「ピースオブケイク」より
そんなウソをついて、京志郎の気持ちを試してみたり。
相手の気持ち確かめたくなる時ってありますよね。
でもカマかけたあと、「何やってるんだろ」って自己嫌悪に陥って。志乃もそんな感じです。
「ねえ、志乃ちゃん、 ちょっとむかつくんだけど、そんな“ もし ”の話されたって、これ以上俺なんて言ったらいいかな」
引用:映画「ピースオブケイク」より
京志郎と志乃の間はぐっと縮まって、あかりが帰ってきたとしても志乃と一緒にいたい言う京志郎。
なのに、あかりと京志郎はきちんと別れたわけじゃないし、と不安な気持ちをぶつけ続ける志乃。
元カレ、元カノの存在が気になるカップルあるある。
不安だったり疑いたくなったり、わかるけど、京志郎は優しいから↑こんな言い方だけど、実際ウザがられちゃいますよね。
絶対しちゃアカンやつ、なんですが、志乃は見ちゃいます。
でもそこには“見たくなる理由”があるワケで。
怪しい、怪しい、嬉しい
引用:映画「ピースオブケイク」より
京ちゃんがその後も、やたら甘えてきたり、好きだと言ったりしながら、事故ったお友達を見舞い続ける
“事故ったお友達”、本当にお友達???
と疑っている志乃。
熱海の温泉に旅行した夜、やっちまいます。
京志郎が温泉に入っている間に携帯チェック。
まぁ、いいこと起こりませんよね。
このあと二人は大変なことに。
京志郎の恋人あかり(光宗薫)は、メンヘラ?
ワケありなのかもだけど、周りにいたら扱いづらいよなーって感じです。
でも男性から見ると、「アイツには俺しかいないから」と思わせる能力が高いのかな。
正攻法では戦いづらい?恋敵。
そんなあかりのことを、志乃が京志郎の前で、思いっきり罵るシーンがあります。
元カノをなじるなんて、志乃の姿も見られたものではないのですが、女の本音爆発!
わかるー、男はなんで気づかない、バカなの?って口には出さなかったけど、過去、そういう女子いたーと思っちゃいました。
京志郎とあかりがじゃれ合うシーン、志乃とのベッドシーン、具体的に何が写っているワケじゃないんですが、逆に生々しい(笑)
綾野剛ってこんな感じなのかなーとか、妄想が・・・やばい。
でも、個人的にもっとやばいと思ったのが↓
知ってる、この感じ、知ってる。
引用:映画「ピースオブケイク」より
違うかなって思っても、流されるまま、こんなもんかな、にすりかえて、独りよりはいいはずって。
あとはスキだしってちょっと思い込めれば、惨めな気分はごまかせる。
これが私の恋愛なんだった。
菅田将暉演じる川谷。
川谷はスキあらば、と、志乃にちょっかいを出します。
で、劇中、2回、川谷と志乃がキスするのですが、絶妙にエロい。
ズルズルっとだらしなーい感じ、ワンチャンあればラッキー的な?川谷の迫り方。
受け入れてしまう貞操観念薄めの志乃。
恥ずかしながら……。
個人的には、綾野剛とのベッドシーンよりも、ほんのちょっとしかない菅田将暉のキスの方にドキドキ。
「菅田将暉、もぉ~、菅田将暉~っ」ってなります(笑)
原作の京志郎に寄せた綾野剛の笑顔、ズルい!
惚れちゃいますが、脇役も豪華!
キスがうまい、いえ、演技が上手い菅田将暉。
当時そこまでブレイクしてなかった中村倫也も、チョイ役ですが、出演しています。
峯田和伸も、歌もしっかり歌うシーンがあったし。
中でもオカマの天ちゃん役の松坂桃李が、すごーく自然でよかった。
親友の志乃にずっと寄り添い続けて。
最初は、“オカマ役を演じる松坂桃李”で観ていたのですが、最後の方は、本当のオカマちゃんにしか見えなくなりました。
「あ~、人を好きになるって、◯◯」
で締めくくられるピースオブケイク。
- 人を好きになりたい!
- 恋愛、イマイチうまくいかないこともあるけど頑張りたい!
- イケメン俳優たちを満喫したい!
そんな方におすすめ。
胸キュンっ、恋したくなりますよ♪