当ブログにて、「あなたのおすすめ映画教えてください。」というアンケートを実施。
こちらのページでは、おすすめされた吉田修一原作の映画を紹介します。
ことはも吉田修一さんの作品好きです。
小説読んでも、映画で観てもおもしろい！！！
それぞれの良さがあるんですよね。
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このページでわかること
こちらのページでは、
- 悪人
- 怒り
- 横道世之介
の感想をご紹介。
私は、3作品とも、小説も読んだし映画も観ました。
「悪人」を読んで⇒観ておもしろかったので、「怒り」は映画館で観ました。
「怒り」は2016年公開、同年公開された大ヒット作「君の名は。」より、私は面白かった！（ジャンル違いすぎですが）
「横道世之介」は、「悪人」「怒り」とは全く違ったテイスト。
読後感爽やか、映画を観終えたあとは、「いろんな人と出会いたい、出会いを大切にしていきたい」って感じました。
では、まずは、「悪人」の感想からご紹介していきますね。
ゆゆゆさん（30歳・主婦） おすすめの吉田修一原作の映画作品です。
妻夫木聡と深津絵里主演の｢悪人｣という映画がおすすめです。
タイトルだけを見ると、マイナスなイメージしか持ちませんが、この映画を見て｢人と人との繋がりの大切さや本当の意味での人を愛するということとは何であるのか｣ということを改めて考えさせられました。
｢犯罪者になるならないは紙一重なのではないか｣とも考えました。
自分が今、何一つ不自由の無い生活を送っているのであれば、それは本当に幸せなことなんだと思います。
両親兄弟が居て、友達も居て｢自分は一人じゃない｣と思える環境に居られることは幸せなことであって、かけがえのないものであると思います。
今、自分のことを見つめ直したいと感じている方に特におすすめです。
ひとつの殺人事件。殺した男と愛した女。引き裂かれた家族。
さまざまな視点から事件の真相が明らかになるにつれ、読者はある疑問にたどりつく。
「いったい誰が本当の“悪人”なのか」と。
悪意にまみれたこの現代の中で、ひとは何にすがって生きれば良いのか。
（引用：東宝(C)2010「悪人」製作委員会）
映画「悪人」は、モントリオール世界映画祭 ワールド・コンペティション部門 出品作品。
深津絵里さんが、最優秀女優賞を受賞しています。
続いては「怒り」。
映画化にあたり、吉田修一氏から、「映画〈オーシャンズ11〉のようなオールスターキャストにしてほしい」と要望があったとのこと。
映画「悪人」の時にタッグを組んだ李相日監督が、再びメガホンを取りました。
本当に素晴らしい役者さんばかりで、観てる間中、ずっとゾクゾクしちゃいました。
誰が一番良かった？と聞かれても、みんな良すぎて答えられません＾＾；
mik04s2さん（30歳・主婦）おすすめの吉田修一原作の映画作品です。
吉田修一のミステリー小説を李相日監督が映画化したものです。シリアスな映像に心惹かれました。
「怒」という血文字が残った未解決殺人事件。それに関係するのか、千葉、東京、沖縄の3舞台で前歴不詳の3人の男性が現れたことからそれぞれのストーリーが始まります。
なんといってもキャストが豪華です。渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡といった想像たる俳優・女優が揃っています。
引き込まれる内容に加えて、引き込まれる演技、あっという間の142分です。
しっかり頭を使って見たほうが楽しいです。携帯を見ながらなどではなく、約2時間テレビに集中してみてください。見た後の達成感もあるような映画だと思います。
原作：吉田修一×監督・脚本：李相日のタッグに音楽：坂本龍一が加わり挑む意欲作は、『怒り』。
愛した人は、殺人犯なのか？
家族や友人、ときに愛する人でさえ、簡単に疑ってしまう不信の時代に、本作は“信じる”とは？ という根源的な問いかけを一つの殺人事件をきっかけに投げかける感動のヒューマンミステリーである。
（引用：東宝(C)2016映画「怒り」製作委員会）
続いてご紹介する「横道世之介」。
同じ作家さんでも、こんなに違う？？？っていうくらい、「悪人」「怒り」とは異なる作風です。
猫田さん（30歳・主婦） おすすめの吉田修一原作の映画作品です。
「横道世之介」という映画をお勧めします。
タイトルからして誰？変な名前、と言いたくなるような名前で、私も実際に映画館で観る前は、友達の付き合いで仕方なく観る、くらいの気持ちだったのですが、見終わった瞬間「見てよかった」と心から思える映画でした。
高良健吾演じる横道世之介という主人公の青年と吉高百合子演じる与謝野祥子というお嬢様との青春を描いた映画です。横道世之介はどこか抜けていて不思議な雰囲気の優しい青年。与謝野祥子は超お嬢様で、口調は「わたくし～」「～ございます」という調子。
ばらばらな二人が恋に落ちていくのですが、二人のやりとりがとにかく癒される。
映画を観ながらこっちがにやにやしてしまう。
二人がお互いにいい影響を与え合って、成長していく様は、青春を感じることができます。
結末は驚きますが、余韻の残る言い終わり方で、いい時間を過ごす事ができる映画です。
仕事や人間関係で疲れた人は、この映画を観て青春を思い出しながら明日の活力にしてもらいたいなぁと思います。
長崎県の港町で生まれた横道世之介(よこみちよのすけ)は、大学進学のために上京したばかりの18歳。嫌味のない図々しさを持ち、頼み事を断りきれないお人好しの世之介は、周囲の人たちを惹きつける。お嬢様育ちのガールフレンド・与謝野祥子をはじめ、入学式で出会った倉持一平、パーティガールの片瀬千春、女性に興味を持てない同級生の加藤雄介など、世之介と彼に関わった人たちとが過ごす青春時代(1987年)。彼のいなくなった16年後、愛しい日々と優しい記憶の数々が鮮やかにそれぞれの心に響きだす—。
（引用：日活© 2013『横道世之介』製作委員会）
吉田修一メモ
1968年9月14日生まれ。長崎県出身の芥川賞作家。
映画化された代表作品
- パレード（2010年公開） 監督：行定勲 出演：藤原竜也、香里奈、林遺都、貫地谷しほり、小出恵介 ほか）
- 悪人（2010年公開）監督：李相日 出演：妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり ほか）
- 横道世之介（2013年公開）監督：沖田修一 出演：高良健吾、吉高由里子、池松壮亮、伊藤歩、藤夏子、綾野剛 ほか）
- さよなら渓谷（2013年公開）監督：大森立嗣 出演：真木よう子、大西信満、大森南朋、鈴木杏、鶴田真由 ほか）
- 怒り（2016年公開）監督：李相日 出演：渡辺謙、宮崎あおい、松山ケンイチ、妻夫木聡、綾野剛、森山未來、広瀬すず ほか）
- 楽園（2019年公開）監督：瀬々敬久 出演：綾野剛、佐藤浩市、杉咲花、村上虹郎、片岡礼子、黒沢あすか、石橋静河、柄本明 ほか）
など。
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