こちらのページでは、西川美和監督作品映画&当サイト内関連記事をまとめています。
このページでわかること
西川美和監督が撮影した映画一覧です。
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作品名(公開年) | 作品情報 | 動画 |
すばらしき世界 (2021) | 作品情報 | 動画 |
永い言い訳 (2016) | 作品情報 | 動画 |
夢売るふたり (2012) | 作品情報 | 動画 |
ディア・ドクター (2009) | 作品情報 | 動画 |
ユメ十夜 (2007) | 作品情報 | 動画 |
ゆれる (2006) | 作品情報 | 動画 |
female「女神のかかと」 (2005年) | ーーー | ーーー |
蛇イチゴ (2003) | 作品情報 | 動画 |
西川美和監督映画【すばらしき世界】(2021)
【すばらしき世界】レビュー:最高の役者陣、最大の問題提起(☆5.0/5.0)
じわじわとジリジリと近寄ってきて、最後には胸を捻り上げられる。
こちらにはなす術もなく、投げる言葉も上手く出てこない。
「答えはあるんだろうか…」で終わらせたくなかった。
状況や時間の経過、価値観の違いや、変化、刻々と変わる「真っ当」。
この作品のどこかに、多分自分たちも存在している。
何かを思い切り責めたくなって、何も責められないと気づいて、やりきれなくなる。
合ってると思う、だけれど皮肉なタイトルだ。
観る前と後では全く違う力を持つ。
この映画を映画館で観てしばらく経ったけれど、なにも変われていない自分は、思い出すだけで今でも胸を捻り上げられる。
(Yogohachi・38歳・フリーランス)
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西川美和監督映画【永い言い訳】(2016)
【永い言い訳】感想:放り投げられた罪の行方は?(☆3.0/5.0)
罪を犯すと言っても、それが内輪での泥の掛け合いなような浮気・不倫の類ならば、『軽い気持ち』で犯す人は五万といる。
罪は暴かれれば懺悔の場があり、決着はつく。
しかしそれは、相手がいることが大前提だ。
犯したその罪が、裁かれも許されもしなくなったら?
主人公は、仕事も家庭も順風満帆、遊ぶ相手もいて充実そのもの。
ただ、ある日突然、妻を失った、というところから始まる。
たった一つが欠けただけで、足場のない浮遊感と噛み締められない奥歯の違和感が常につきまとう。
今、“罪”を犯しているあなたにこそ見てほしい。
これは、他人事ではないかもしれないから。
(はにわにわ・30歳・専業主婦)
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西川美和監督映画【夢売るふたり】(2012)
【夢売るふたり】レビュー:阿部サダヲさん、松たか子さんがすごい。(☆3.5/5.0)
すごく病んだ感じのする夫婦が主役で、暗い話でした。
彼女らがしているのは、寂しい女を騙すという最低なことなんですが、夫婦にも同情しちゃう、不思議な映画でした。
旦那に他の女とイチャイチャさせて平気な妻なんていないと思います。
でも、金のため、旦那にそれを支持しなきゃいけないなんて、辛いだろうなと思いました。
阿部サダヲさんも、松たか子さんも演技力抜群なので、すごく物語に引き込まれます。
松たか子さんなんて、すごい綺麗なのにそう見えないところがすごいです。
怖いし、やな話だけど、なんか見てしまう話でした。
(まい3・37歳・主婦)
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西川美和監督映画【ディア・ドクター】(2009)
【ディア・ドクター】感想:鶴瓶さんが良かった(☆5.0/5.0)
とても胸に、心に響くストーリーになっていて本当に良作でした。
鶴瓶さんの出演する映画は今回初めて見ることになりましたが、自然な立ち振る舞いと高い演技力に関心しっぱなしでした。
ストーリーは全体的にコミカルなシーンとシリアスな展開とのバランスが絶妙に構成されていて完璧でした。
そのため次の展開が予想しにくいので面白かったです。
誰かの理想の達成を後押ししてくれる映画だったと思います。
ラストのふわっと感動する展開も良かったです。
(さく・21歳・学生)
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西川美和監督映画【ユメ十夜】(2007)
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西川美和監督映画【ゆれる】(2006)
【ゆれる】レビュー:様々なものが揺れ動く壮大な作品(☆3.5/5.0)
葬儀をきっかけに久しぶりに故郷の田舎に集う。
真面目な兄と写真家の弟ら家族のシーンからとても印象に残る映画で、西川美和さんの手腕が細部まで遺憾無く発揮された邦画の傑作です。
田舎の退廃的な風景と香川照之さん演じる兄の“異物感”がこれからの物語の助走となっていて、ボタンの掛け違いのように兄弟の絆が滅んでいく様子を繊細に丁寧に描いた展開は強烈に胸を打ちます。
ひとつひとつのセリフも粒立っていて、喜怒哀楽では表せないような“余韻”のようなものが常に漂う映画で役者陣の奮闘も見事。
とくにオダギリジョーさんの弟役はキャリアの中でもトップクラスの演技でしょう。
家族や兄弟のいる人に見てほしい映画です。
(あみゃ・30歳・会社員)
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西川美和監督映画【蛇イチゴ】(2003)
【蛇イチゴ】レビュー:宮迫博之さんの演技が素晴らしい(☆4.0/5.0)
プライドが高くて傲慢な父親と感情的になりすぎる母親によって家庭がどんどん崩壊しそうになっていく過程にハラハラしました。
宮迫博之さんの、プライドだけ高くて実力派ともなっていないからついつい強がってしまう感じの演技が本当に上手くて驚きました。
暗い内容の映画かと思いきや、ちょっとブラックなユーモアもあり皮肉な展開もあり大人だからこそ笑えるシーンがたくさんちりばめられています。
この独特な雰囲気は人を選ぶかもしれませんが、個人的にはとても好きでした。
(けんた・27歳・会社員)
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西川美和 (にしかわみわ) | |
誕生日 | 1974年7月8日 |
星座 | かに座 |
血液型 | |
出身地 | 広島県 |
公式サイト | 【株式会社分福】西川美和公式サイトプロフィール |