【呉美保おみぽ監督】映画まとめ｜あらすじ・レビュー・動画配信情報

見る前は子どもへの虐待がテーマの作品なのかと思っていましたが、実際に見てみると子どもというよりも人間が生まれ育って生きていく人生自体がテーマになっているように感じました。

それぞれ不器用ながらも生きていて、様々な家庭や事情がありながらもそれぞれの居場所でなんとかしようとしている人達を見ていて応援したくなりました。

特に、池脇千鶴さんの説得力のある演技が印象的で、お母さんが笑っていることの魅力が伝わってきて良かったです。

（ありー・33歳・会社員）

ストーリーに心を痛めながら切ない気持ちでみました。
内容は重い感じですがどこか希望のもてる映画で目が離せないストーリーです。

ある事故で廃人のようになってしまった主人公が生き生きしていて前向きな姉弟と知り合ってからいろいろなことを経験して絶望と希望を感じさせるすばらしい映画です。

おたがいを求めあう男女と、人間関係、家族介護や貧困、暴力、地元の権力者との関係など人としての闇のような世界観をうまく表現できている作品です。

映画のシーンはていねいな演出も多いです。
役者さんの演技がすごくて泣ける映画だし感動しました。

（あこ・49歳・会社員）

こちらの作品は深夜の放送枠で鑑賞しました。

あまり聞いたことのないタイトルでしたが、綾野剛さんと菅田将暉さんが共演しているというところに興味を持ったのでした。
つまり「MIU404」が人気の頃のことです。
お二人とも世の中の底辺を生きているという設定でしたので、「MIU404」とはまるで違うキャラで、ギャップ萌えの自分には最高なお二人のお芝居でした。

しかし、タイトル通りに、ここに出ている人は生活こそ底辺であるかもしれないけれど、まっすぐに胸を張って生きている人たちであり、派手さはないドラマですが、静かに深く感じることのできる作品だと思いました。　

（あか・61歳・主婦）

宮﨑あおいさん演じる月子が大竹しのぶさん演じる母とトラウマを克服するために一緒に電車に乗ろうとするシーンがとても良かったです。

親子喧嘩をしているシーンも面白くて好きでしたが、一緒に泣いたり笑ったりしている姿がとても素敵な親子に見えましたし、見ていて応援したくなりました。

最初は親子のドタバタホームコメディーなのかと思いましたが全くそんなことはなく、クスッと笑えるシーンはありながらも感動して心あたたまる作品でした。

（ありー・33歳・会社員）