映画【ブルーアワーにぶっ飛ばす】フル動画観るならココ※無料配信情報

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「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016」で審査員特別賞を受賞した「ブルーアワー（仮）」を、箱田優子監督により映画化。

映画【ブルーアワーにぶっ飛ばす】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

なりたかった自分とそうでない自分。
それって誰でも持ってるものというか、すごく共感できるなと思いました。

砂田が家族の中でうまく立ち回らないきもちがよくわかります。
母は喋り続けてるし、父ものらりくらりしていて、家族からしたらイライラすることが多いのでしょう。

でもほんとは優しくしたい、それが普通というか、そうだよねと共感しました。
ただ、砂田が故郷に行って帰るという、ただそれだけの話でしたが、すごくおもしろかったです。

地方から都会へ出た人は痛い感情を抱くかもしれません。
地方に住んでいる者としては、そういう感覚もあるんだ、と新鮮な気持ちで観ました。

夏帆が、早口でまくし立てるシーンは、かなり嫌だった。イライラが爆発している時の自分を見ているようでした。
熱演だった。

「新聞記者」でアカデミー賞を受賞したシム・ウギョンちゃん。
マジっすか？ダサイっすね、いつも笑顔で存在自体もホッコリ。
新聞記者の吉岡と同一人物と思えないくらい、可愛かった。

タイトルのブルーアワーの意味が分からなかったけど、映像を見ただけで、ああこの時間の事なんだ、と胸がギュッとしました。

家族というコミュニティ、田舎町というコミュニティ、それぞれの良いところと悪いところをリアルに描いている作品で自分がこの作品の主人公だったらどんな行動をするだろうと考えさせられました。

年老いていく家族や何やら怪しいことをしている兄弟、距離をおきたいけれど家族だから離れられないという主人公の苦悩が夏帆さんの見事な演技力によって表現されていました。
キッチンや冷蔵庫の生活感溢れる感じなどもリアルで良かったです。