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《あらすじ》
幼い頃から自意識過剰で人に取り入るように生きてきた葉蔵。そんな彼の傍らには常に酒があり女たちがいた。下宿先の娘、カフェの女給、シングルマザーたちと交わりながらも、純真な娘と結婚。多くの恋に身を投じてきた葉蔵が、最後にたどり着く先とは…。
《見どころ》
太宰治の代表作を荒戸源次郎監督が映画化。映画初出演となる生田斗真が、不安や迷いを抱える繊細な青年を熱演。伊勢谷友介、寺島しのぶら個性派俳優との共演も見どころ。
引用:U-NEXT『人間失格』動画配信ページ

映画【人間失格】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

ずいぶん前にみた映画ですが未だによく覚えてる作品です。
最初は太宰治の原作が好きだったので興味を持ちました。
生田斗真さんは私の中で、明るくおもしろい役を演じていらっしゃるイメージが強かったので、この映画の主演を演じられるのは違和感があったのですが、影のあるダークなキャラ見事にハマっていました。
主人公の枯渇感や虚無感、だんだん闇に落ちていく描写が台詞や背景、映像を通じてびっくりするくらい繊細に描かれていて、ある種の快感を覚えました。
20代30代の若い方にぜひ観ていただきたいです。

原作を読んだ上で見ましたが、端折っている部分や肝心なシーンが描かれていませんでした。
映画としての完成度はとても高いですが、別の作品のように感じます。
小説の実写化の難しさを感じました。
主演の生田斗真さんの演技力がとても高く、表情や仕草の一つひとつに感情が込められていて素晴らしかったです。
最後の終わらせ方は納得できませんでしたが、印象的ではあったので良かったと思います。
おおまかでも良いので、あらすじをある程度知ってから見たほうが良いでしょう。

生田斗真、伊勢谷友介、石原さとみ、小池栄子など超豪華なキャストが多く出演していました。
特に伊勢谷友介の堀木役はマッチしていて、この役は彼にしかできないだろうなと感じました。
小説と重ね合わせてしまうと映像化によって残念に感じてしまうシーンはもちろんありましたが、それでも電車での人生を振り返るシーンなどは、映像でしか表現することができないと思うので、そういう場面を考えてみれば映画化がされてよかったなと思いました。

生田斗真が好きで本作品を視聴しました。
生田斗真は相変わらずかっこいいので、見たこと自体に不満はありませんが正直に言って、わけのわからない話になっています。
私は原作を読んでいるのである程度理解できましたが、読んでいないと描写が浅いのでよくわからないまま終わってしまうと思います。
森田剛や伊勢谷友介、石原さとみなどはとても魅力的な演技をされているので、好きな俳優が出ていれば見るのも悪くないかと思いますが、ストーリーには期待しないほうが良いと思います。

本では読んだことがありましだが、映像で見ると天才の儚さが出ていてとても見入ってしまいました。
愛に飢えている感じや、才能はあるのにそれを自分自身で壊していくようなシーンは見てみて胸が締め付けられました。
また主人公を取り巻く女性たちが主人公に惹かれていく様子も見ていて感情移入しました。
才能があってどこか寂しそうで、自分がその空いている穴を埋めてあげたいし、自分の寂しさも彼で埋めていて、ドロドロしていて面白かったです。
