映画【こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話】フル動画観るならココ※無料配信情報

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渡辺一史によるノンフィクション書籍「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」を、前田哲監督の元、「ビリギャル」の橋本裕脚本によって映画化された作品です。

映画【こんな夜更けにバナナかよ】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

難病を抱えた男性の物語でしたが、どんなことがあっても明るく生き抜くという人生観に感銘を受けました。

下のお世話まで含めて全て人に任せなければならない、自分がその立場になったらやらせない気持ちでいっぱいになると思います。
とてもではないけれど、主人公のように、ある意味自己中に、でも愛情を持った生き方はできません。

ノンフィクションでしたが、自分も今から人に影響を与えられるような強い人間になりたいと心から思えた作品でした。

本が話題になっていたことから、ずっと気になっていました。
最初は高畑充希演じる美咲がイライラするのと同じく、え？身障者の方ってこんなに人を振り回すようなこと平気で言うの？と戸惑いながら、ちょっと気分も害してしまうほどでしたが、観続けていくうちに、その振り回しを超えるほどの主人公の魅力に引き込まれていきました。

健常者だろうが身障者だろうが一人の人間として目の前の課題に精一杯向かうこと、自分の気持ちを偽っても良いのは大事な人のためだけに、など、人生を豊かに生きるためのヒントがたくさん詰まった映画でした。

三浦春馬さんのファンで観ました。
書籍でも読みましたが、なんとはない日常を描いた映画で、大波乱もなく、オチもなく、といった作品ですがそこがのほほんとしていていいかなと思います。

介護の世界というなかなか実体験が伴わない「日常」ではありますが、かといって現実離れした話ではなく身近に感じられることがこの作品を観終わった後に「観てよかった」と思わせてくれると思います。

タイトルもわかりそうでわからなさそうだけど、作品をみると納得できました。

泣いたのは鹿野さんの母親への思い

「障害者の自分を産んだことに責任を感じないでほしい。自分の人生を楽しんでほしい。俺が甘えたら、介助につきっきりになってしまう。」

障害者の世話は家族が見ているもの、と思い込んでいたが鹿野さんのこの思いと行動には驚いた。

頼みごとをしないといけない人にとっては、家族以上に頼りになる存在はいない。
それにも関わらず、家族ではなくボランティアに介助を頼むのは、只ならぬ覚悟が必要だと思う。

対等と思っていないと頼めないし、ボランティアからも対等と思われないと成立しない。
この思いと人柄により、ボランティアとの信頼を築く姿は想像に難くない。
母親への感謝の手紙も泣けるシーンだった。

ヘルパーをしているのでどんな映画なのか気になって見てみましたが、どうしても職業柄主人公よりもヘルパー側に感情移入してしまいがちでした。

ヘルパーとして「あるある」と思って楽しむ場面も多々ありましたが、主人公がなかなか自己中心的であり、要望が横柄なのが悪目立ちしてしまい「こんな人ない」と思って見ていました。

しかし作品が進むにつれ、その自己中心的な性格などは進行性の難病を持つ主人公が「何としても生きたい」と強く思っていた事の裏返しだったのかもと何となく分かりそのパワーに驚かされました。

大泉洋さんが好きでこの映画をみました。
大泉洋さん主演で大笑いするような物語かと思っていましたが、笑えるところもありましたが、難病とたたかう鹿野さんをみて、感動しました。

私は涙もろく、感動する系の映画はいつも涙がでます。
初めて障害者の方の実話の物語を見ました、障害者って外見からみてしまうことが多かったですが、この映画をみて中身はすごく優しい人だなと思いました。

私も鹿野さんのように前向きにいろんなことに挑戦していきいきたいと思います。