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舞台となるのは北海道の札幌の街すすきの。
雪の降る光景の中に溶け込む一軒のBARを拠点代わりにしている探偵の俺（大泉洋）とその相方の高田（松田龍平）。
ある日探偵の俺は、「コンドウキョウコ」と名乗る女からの電話を受ける。
内容は、弁護士の南という男に、去年の2月5日にカトウがどこにいたかを聞いて欲しいという依頼だった。
奇妙に想いながらも依頼を遂行するべく弁護士の南の元を訪れ、所定の質問をした「俺」だったが、その帰り道でとんでもない目に合うことになる。
東直己原作の「ススキノ探偵シリーズ」と呼ばれる推理小説のシリーズの映画化作品です。
こじんまりとしたBARのカウンターで、黒電話を使って依頼を受けるという、大泉洋さん演じる探偵は、ちょっとレトロな風情を感じさせる独特の持ち味を持ったキャラクターが見事にハマっています。
松田龍平さん演じる相方の高田も、相方とはいうものの一日中寝ていたいという怠惰な性格であまり探偵との熱い絆をひけらかすような点もないのがまたひょうひょうとした面白さを醸し出しています。
映画【探偵はBARにいる】を鑑賞した方のレビューをチェック♪
原作を実写化すると聞いた時、探偵役は大泉洋さん以外いないだろうと思いましたが、まさに配役ぴったりの素晴らしい出来だったと思います。
コンドウキョウコと名乗る女に振り回されながらも、下心も含んだ善意で何とか事件を解決に導こうと奔走する様子は滑稽かつ格好良い。
松田龍平さん演じる高田の相棒役も適任で、飄々ろした脱力感と喧嘩の強さのギャップが魅力的で、ハードボイルド物だけでなくバディ映画としても最高峰の出来の良さだと思います。
テンポも良く最後まで飽きずに見られるのでお勧めです。
探偵はBARにいるシリーズの中で一番好きな作品です。
一見コミカルな作品かと思いきや、内容が少し複雑で泣けます。
最後は本当に感動してしまい、わんわん泣きました。
主演大泉洋さんのコミカルで熱い演技と、松田龍平の無表情なのにクスッと笑える演技、そしてまさかの喧嘩が強いというギャップにも胸が高まりました。
主人公の「俺」を絶対に助けてくれるんです。
カッコ良すぎます！
ロケ地が冬の札幌や小樽なのですが、その哀愁漂う雰囲気もとても良いです。
事務所代わりにすすきのにあるBarを利用している、探偵とその相方。
Bar自体もレトロな雰囲気があって良いですね。
静かなマスターだったり黒電話だったり。
冷静に考えるとマスターに探偵内容筒抜け泣きもしますが、ちょっときどった、レトロで温かい空気感が心地よく楽しめます。
また、すすきのを舞台としているだけあり雪景色が美しかったですね。
大自然の雪ではなく、あくまでも街の中に溶け込む雪ですが、それがよりドラマティックな演出に一役買っていたと感じました。
全体を通すとコミカルな演出も多いのですが、ちょっとカッコつけた雰囲気と、シリアスな事件と、いいバランスの雰囲気を楽しむことが出来ます。
探偵はBARにいる。を観ようと思ったきっかけはコメディありのサスペンス系の映画が観たかったからです。
あらすじは大泉洋演じる探偵と松田龍平演じる高田が探偵業をやるという物語です。
ある日、2人のもとに名前の名乗らない依頼人から電話で依頼を受けます。
その依頼をこなしていくごとに踏み込んでは行けない部分まで踏み込んで最後には…という観ていてハラハラドキドキする映画です。
さらに、アクションもあり、観ていて退屈しません。
ラストにはまさかまさかの展開が待ち受けています。
2度は観たくなる映画です。
