映画【泣くな赤鬼】フル動画観るならココ※無料配信情報

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映画【泣くな赤鬼】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

病院で偶然再会したゴルゴと赤鬼先生とのぎこちなくも温かい交流、柳楽優弥さんと堤真一さんの静かな迫真の演技に胸打たれました。

十数年ぶりに交わした「よお、赤鬼先生」「大人になったな」という言葉少ない会話に二人にしか分からない感慨深いものがあったのだろう。

互いに不器用な二人を優しさと気配りで支えてきたゴルゴの妻雪乃の懸命な姿に夫を心底愛する気持ちがひしひしと伝わってきました。

「悔しさを背負ったんだ、大人になったんだ」という赤鬼先生の褒め言葉と赤鬼の涙のシーンに涙が止まりませんでした。

トモ君の事が大好きな雪乃とトモ君の夫婦愛に感動しました。雪乃演じる川栄李奈さんの瑞々しい演技は印象に残っています。

先生と生徒の絆、ライバルとの絆、息子への思い、いろんなものが入っている。ゴルゴは赤鬼に父親の姿を重ねていたのだと思います。

儚く死んでいく運命にあるゴルゴ。
赤鬼とは解りあえたので良かった。和田とも解りあえて良かった。
子どもにも頑張っているところを見せてやれて良かった。
でも、こんなに若くして死ぬことはやっぱり悔しいだろうな。だから涙を誘ってやまないのだろう。

赤鬼にはまだ、野球部の監督としてやり直すことができる機会がある。
ゴルゴはうらやましいだろうな。

学生時代、部活に励んでいた自分自身に重ねてしまって感情移入と共感が止まりませんでした。

部活動って青春の塊で、辛い練習や悔しい思いも素敵な思い出になるんですよね。

赤鬼と言われながらも、生徒の一人ひとりと向き合い、それでも結果を残せない監督も辛かったんだろうなと思います。

堤真一さんはシリアスな作品や寡黙やキャラクターのイメージが強いので、熱血な役は珍しく感じましたね。
短編小説の映画化との事なので、原作も読みたくなりました。