映画【サイドカーに犬】フル動画観るならココ※無料配信情報

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映画【サイドカーに犬】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

長嶋有原作、竹内結子主演映画。
犬をサイドカーに乗せ走るシーンは、題名ほどにインパクトはなく何気ないシーンだった。
子供の視点で日々が流れている作品。

ヨーコさん役の竹内結子と10歳の松本佳奈がある日から同居し始め夏を過ごす。
清志郎の歌と酒ならぬコーラの味と笑うことをその夏、ヨーコさんから教わったという。

サイドカーに犬が乗ることに犬が如き人生がある、という言葉ほどには犬について語られていない。
小説とはかなり違う作品が出来るのだなと感心した。

竹内結子さん演じるヨーコと少女役の松本花奈さんが出会うシーンは強烈で、お互いの立場と性格からして大丈夫かな？と思いましたが、二人の距離感の変化と絶妙な関係性にどんどん引き込まれました。

2007年に公開映画のため、20代の竹内さんが抜群に綺麗でかっこいいです。
ヨーコは一見すると大胆で強気だけど実は繊細、少女は内気で保守的に見えるが、優しくて強い子です。

仲睦まじいシーンやちょとした修羅場があり、人間の葛藤や強さと弱さが美しく描かれています。

映画の設定も少し古いため、服装や町がノスタルジーで良い雰囲気です。
一瞬泣きそうな場面もありましたが、鑑賞後はとても爽やかな気分になりました。

ユニークすぎるタイトルに惹かれ、すぐに見てみようと思って鑑賞しました。

主演に竹内結子、そのほか古田新太、ミムラ、鈴木砂羽、椎名桔平など私の知っている人が多く出演していて驚きました。
主演を演じた竹内結子がまず美しすぎる上に演技力がとても高くて自然に見え、彼女がまだそこで生きているかのように見えました。

「嫌いから好きより好きから嫌いになる方が難しい」というフレーズはとても印象的に残っていて、たしかに難しいなと深く考えさせられました。

母親に捨てられて（私はそう解釈した）怪しげな仕事をし自堕落な生き方をする父親と暮らす少女。

母と入れ替わりに現れた女は、ずけずけと少女の生活に入り込んで少しづつ少女の人生観を変えていく。この時点で私は女に嫌悪感を持ってしまうけど、何故か颯爽とクロスバイクにまたがる姿や、さりげなく食事を作ってくれるギャップ感はかっこよく見えてしまう。

最後まで自由気ままなでかっこいい女を演じた竹内結子はいつもと違った雰囲気でとても良かった。
ラスト近くの自転車に乗るシーンがいまだに印象に残ります。