映画【コドモのコドモ】フル動画観るならココ※無料配信情報

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子どもが子どもを産む、嘘みたいなでも実際有り得そうな設定に惹かれて、興味本位で見てみました。
でも映画を見て、そんな態度で見始めたことを申し訳なく思ってしまいました。

映画で描かれていたのはまさしく生きるというのは何か、命とは何か、を問いかけるものだったからです。
冷やかす子もいたけれど、最終的にはみんなで協力して赤ちゃんを出産します。

赤ちゃんが生まれて感動したり、めでたしで終わりではなく、そこには命の重みについてきちんと考えさせられる余白が残されていたのがとても印象的でした。

漫画は読んだことがあります。そんな簡単なことじゃないだろと思いつつ、でもおろせないし、みんなでどうにかしようとしたんだなってのはわかる気がしました。

でも、映画ですると、主要人物が子供ってことですから、演技が上手いはずがなく、そりゃああんまり面白くないわって思いました。
たぶん、設定からして無理なんです。
そんな演技力を求めてはいけない年代ですから。

ちょっと残念です。
話も思った以上に軽い感じで、漫画からしてそうだったのですが、私にはあまり合いませんでした。

主人公たちは小学校5年生。
性的な知識がないまま「くっつけっこ」として性行為をし、妊娠してしまいます。
それをクラスメイト達が全力で隠して出産に至るまでのお話なのですが、展開が少し無理があるかなぁと思いました。
さすがに妊娠していたら周囲は気づくでしょう。

出産も大人にばれないように、子どもたちだけで行います。
下手すると母体が死んでしまうので、とても危険なこと。
しかし、無事に生まれたということをクラスメイトたちが共有して喜ぶシーンは温かいものがあります。

原作では「大人に頼れる状況ではなかった」という描写が強調されているようです。
大人のひとりとして、子どもに目を配ることの大切さも感じました。