映画【累-かさね-】フル動画観るならココ※無料配信情報

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松浦だるまの同名漫画を、『ストロベリーナイト』シリーズを手掛けた佐藤祐市監督により実写映画化。

『トリガール！』『となりの怪物くん』の土屋太鳳さんと、『心が叫びたがってるんだ。』の芳根京子さんがW主演、脇を、浅野忠信さん、横山裕さんらがかためます。

映画【累-かさね-】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

顔にキズがある累を芳根京子さん、ある口紅を塗って美しい女優役の土屋太鳳さんに入れ替わります。

土屋太鳳さん芳根京子さん、どちらも醜い容姿になった時、美しくなった時、それぞれの内面を演じるのですが、それがお見事。

正直、お二人ともこんなに演技ができる女優さんとは思ってなくて、いい意味で裏切られ、魅入られてしまいました。
累とニナの喧嘩シーンでは、まさに女優同士の意地をかけた闘いであるかのように迫力がありました。

女性（男性も、かもですが）が見た目でこれほど内面も変わっていくのか。
もちろん累のように、極端なキズは特別かもしれませんが、そうでなくても美しいだけで、随分人生得するんじゃないかと。

逆に、見た目だけではどうにもならない内面からにじみ出るものもあるでしょうし。
外見も内面もどちらも大事なんだなと改めて感じました。

芳根京子が顔に傷を負った累を演じ鬱屈した感情を見せているのが迫力があった。

ただニナの姿役の土屋太鳳と外見にあまり差異がないので累が憧れた美女とミスマッチな感じが拭えなかった。
累が成り代わってる時のニナが演技を通して徐々に変貌していき、ニナが眠り病でしばらく起きなかった後ニナが自分の姿を見てショックを受ける展開が良かった。

土屋太鳳の前衛的なダンスはもう少し変えた方が良かった気がした。
二人の間で男の取り合いが怒るが横山裕よりも原作のイメージにあった人の方が良かった。
クライマックスで時間差を利用したトリックが良かった。
傷が移るCGは自然だった

ファンタジー要素がある設定ながらもサスペンス要素もあり、どのような展開になってしまうのかとハラハラドキドキしました。

土屋太鳳さんと芳根京子さんの2人の顔がそもそも似ているように感じたので、今どちらがどうなっているのかというのが分かりづらい部分がありましたが、いつも良い子の役のイメージが強い土屋太鳳さんの激しく恐ろしい演技は見ごたえがありましたし、芳根京子さんとの対比がとてもよくできていたと思いました。