映画【ヘヴンズストーリー】フル動画観るならココ※無料配信情報

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平凡な日常が突如壊れてしまう事への危うさを、突然襲い掛かった「殺人」をテーマに描いたのは、「感染列島」などでおなじみの鬼才：瀬々敬久監督です。

映画【ヘヴンズストーリー】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

2010年公開の日本の映画です。
8歳の少女サトが両親と姉を殺され、祖父に引き取られます。
サトはテレビの画面の中で、「法律が許しても僕がこの手で犯人を殺してやります」と主張する人を見かけます。
それは、妻子を殺されたトモキでした。

その日から、サトにとってトモキが英雄になる話です。
生と死、復讐などの重たいテーマで、考えされられるシーンがたくさんありました。

復讐に関して様々な環境に置かれた人いスポットライトが当たっていて、興味深い作品でした。
4時間半の大作になってしまうのも納得です。

何の事前知識もなく…観始めた作品。幻想的なリードを終え、物語は各人のストーリーへ、手持ちのカメラを多用した映像は、時にドキュメンタリーと錯覚もする。殺される側、殺す側、被害者の家族、加害者の家族。人は、その営みの中、知らぬ間に、同じ空間に存在し、他人との接点を持っていく。そして、人は他人の人生に触り、その心を抉り、拘束する。全編を通し感じたのは、自分の思いをこれほどまで他人に語れ、自己表現できる。そんな、登場人物達への羨ましさと、なぜ、結論を出そうとしたのか…と言う作品への疑問。

主人公を始めとする登場人物が、家族を殺されたり過程を崩壊させられた人なので、胸が痛む場面や苦しくなるようなセリフが多かったです。

ただ、そんな生き地獄の中を必死にもがいて生きていこうとする人間の強さが描かれていたのがとても良かったです。

4時間という長時間の映画ですが、無駄なシーンが無いので最後まで飽きずに見る事が出来ました。
見終えた後は、亡くなった家族や友人を思いだし、強く生きて行こうと前向きな気持ちになれました。