映画【殿、利息でござる！】フル動画観るならココ※無料配信情報

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2016年に公開された日本映画です。
監督を務めたのは「決算！忠臣蔵」も手がけた人気作品を多く出す中村義洋監督です。

映画【殿、利息でござる！】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

私は歴史が好きで、阿部サダヲが出演している＝コメディ映画だ、と思って、軽い気持ちで見始めました。
しかし、良い意味で裏切られました。

始めはコメディだと思い込んでいたので「なんだか真面目すぎないか？これコメディなのか？」という不思議な気持ちで見ていましたが、終盤にかけて全容が見え始めると鳥肌が立ち、涙が止まりませんでした。

自分を犠牲にしてでも人のために行動する姿に感動し、見終わった後はとても心が温かくなりました。
また、歴史家の磯田道史先生の原作ということで時代考証もしっかりされており、歴史好きにとっても満足いく内容だと思います。

いつの時代も新しい発想や、逆転の発想の持ち主はいて、その発想に魅了された人々が次々に協力してくれるという、現在のファンドの起源なのかもしれないと感じた映画でした。

本当に実話なの？と思うほど話がすいすい通っていくのは、現代に失われかけている人の情の深さや熱い想いだと感じ、笑いながらも目頭が熱くなりました。

お金をテーマにしながらも、家族愛や伝統や想いの継承も含まれており、感動のラストは泣いてしまいました。
10～20代の皆さんに観ていただきたい作品です。

タイトルに惹かれレンタルしてみることに。
仙台藩の百姓町人達へ容赦なく重税を課している問題を解決していく物語で実話を元にして作られている映画である。

阿部サダヲが演じる十三郎と瑛太が演じる篤平治がメインで物語は始まる。

最初は篤平治の藩に大金を貸付、融資で得た利息を村に全て還元し村の経済を潤してみては？というジャストアイディアが気付けば、村人総出でそのプロジェクトを遂行するというストーリー。

家族だけではなく、村人も家族同然に扱う、当時の人々の熱い情熱も描かれている映画です。

実際にあった話をベースにしているということだったので、正直驚きました。
住んでいる宿場町のために私財をなげうってまで豊かにしようと考えた人がいて、それに共感をして協力をした人たちがいる、ということに驚きました。

いつの時代もお金って大切なものだし、運用次第でよいものになったり、悪いものになったりするものなんだな、と思います。

宿場町がある藩の藩主が羽生結弦選手だったというのも、ユニークだったと思います。

物資輸送の役割を課せられている町を舞台とした映画です。
かかる費用などは全て町の住民が負担するというかなり厳しいもので、町は貧困に喘ぎ、破産や夜逃げをする人もたびたびいるような状態。
この貧困をどうにかしようと、立ち上がった人々の物語です。
私財を投じて町を救おうとする心意気には心を打たれました。

主演は阿部サダヲさんで、かなりいい味を出しています。弟が家を継ぎ、自分は養子に出されるというなかなかつらい生い立ちでしたが、後ほど大どんでん返しがあります。
少しホロリとしてしまいました。
途中、少しダレてしまった感じも少しありましたが、なかなかよい映画だと思いました。