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舞台は富山県魚深市。
過疎化の進むこの街では、「地方都市に元受刑者を移住させる」、通称「新仮釈放制度」という、国によって行われる極秘の更生プロジェクトを実施していた。
そんな街にある日、6人の男女の元受刑者が、プログラムに従い移住してきた。
彼らの受け入れを命じられた市役所職員の月末一(錦戸亮)は、プログラムに従い、彼らの素性を一般の住民に知られないように細心の注意を払う。
しかし、生活を続けるうちに、徐々に彼らと住民の間に亀裂が生まれてしまう。

映画『羊の木』をネタバレありのあらすじを知りたい方は、こちらをタップ♪
その種子やがて芽吹き、タタールの子羊となる
羊にして植物
その血 蜜のように甘く
その肉 魚のように柔らかく
狼のみ それを食べる引用:「東タタール旅行記」
【羊の木】ネタバレあらすじ1:極秘の国家的プロジェクト
過疎化が進む港町・魚深市(うおぶかし)。
市役所に勤める月末一(つきすえはじめ)(錦戸亮)は、「新しい住民6人の受け入れを担当して欲しい。」と上司に命じられる。
「いいところですよ、人もいいですし、魚もうまい」
空港や駅に、新住人たちを迎えにいく月末は、魚深市の魅力を新住人たちに伝える。
しかし、彼らはどこか様子がおかしい。
立ち寄った食堂で貪るようにラーメンにがっつく男性、やたらボディラインが目立つTシャツを着る色っぽい女性、いきなりヤクザらしき男たちが迎えにくる初老の男性……。
不審に思った月末が、彼らがいったい何者であるかを、神崎課長(鈴木晋介)に確認したところ、思いも寄らない事実がわかった。
彼らは全員、元受刑者!
なんと元受刑者たちを魚深市で受け入れるというのだ。
これは、日本の未来がかかった新しい試みだと課長は続ける。
受刑者たちは、税金で養われている。
たとえ、仮釈放になったとしても、身元引受人がいないと社会には出られない。
彼らが刑務所に入っている限り、税金は使われ続ける。
そこで、自治体が住居と仕事を用意し、身元引受人となる。
元受刑者たちは、その地に10年の定住が義務付けられ、職と住まいを得、自治体にとっては格好の過疎対策となる。
つまり、新しい仮釈放システムと過疎対策が同時にできる、一石二鳥のプロジェクトだと言うのだ。
新住民が元受刑者だと知っているのは課長と月末のみ。
市長からの直轄案件で、他の住民には内密だという。
彼らはいったいどのような罪で捕まったのか?
月末の質問に課長は答えなかった。
【羊の木】ネタバレあらすじ2:魚深市の新住民となった元・受刑者6人
魚深市の新住民となった元・受刑者6人に、それぞれの職場が紹介された。
- 福元宏喜(水澤紳吾)⇒理髪店
- 太田理江子(優香)⇒介護施設
- 栗本清美(市川実日子)⇒清掃業者
- 杉山勝志(北村一輝 )⇒釣り船屋
- 大野克美(田中泯)⇒クリーニング店
- 宮腰一郎(松田龍平)⇒宅配業者
6人全員、それぞれが元受刑者であることは知らない。
「徒党を組まれないように」
元受刑者同士でなるべく接触しないよう、月末は課長から命ぜられた。
【羊の木】ネタバレあらすじ3:片思いの同級生・アヤとの再会
月末(錦戸亮)は、市役所で、かつて想いを寄せていた石田文(アヤ)(木村文乃 )と偶然再会する。
アヤは、千葉で医療事務をしていたが、魚深市に戻ってきていた。
月末は、アヤと同級生の須藤勇雄(松尾諭)と共に、バンド活動を再開した。
【羊の木】ネタバレあらすじ4:平和な魚深市で変死事件
東町の釣り客が遺体で発見された。
月末の脳裏をよぎるのは、釣り船屋で働く杉山(北村一輝 )だった。
港へ向かった月末は、杉山と、二、三、言葉を交わすが、「おれじゃないよ」とニヤニヤ。
(※のちにこの釣り客の死因は脳梗塞だったと判明し、月末は胸をなでおろすのだが。)
そんな折、職場の後輩・田代翔太(細田善彦)から、元・受刑者たちがどんな罪で服役していたかを知らされる。
元受刑者の受け入れプロジェクトは極秘案件だったが、不自然な新住人たちに興味を持った田代が、課長のパソコンを覗き見て、情報を得たというのだ。
月末は、元・受刑者6人全員が「人殺し」であった事実を知る。
【羊の木】ネタバレあらすじ5:徐々に親しくなる月末と宮腰
バンドの練習場に、「はじめてのエレキギター」という本と、買ったばかりのギターを持って訪れた宮腰一郎(松田龍平)。
宮腰は他の受刑者たちと違い、出会った時から、月末に心を開いているようで、罪状を自ら打ち明けてきた。
街で因縁をつけられ、逆に相手を殺してしまい、過剰防衛と判断されてしまったという。
元受刑者6人の中では、比較的接しやすい宮腰に、月末も次第に心を許していく。
練習場の隅の方で、たどたどしくギターを練習する宮腰。
アヤは、宮腰に寄り添い、根気よくギターを教えていた。
明日はのろろ祭
「明日はのろろ祭だね」
街にある大きなのろろの像を見つめる宮腰。
月末は、「のろろ様を、直接見てはいけない」という昔から信じられている風習を教えた。
のろろ様は、もともとは海から来た邪悪なものだったが、村人が戦って勝った今は、街の守り神となっている。
昔は、人身御供(ひとみごくう)の風習もあった。
祭の日に、のろろ様が祀ってある岬から2人同時に飛び込むと、1人は助かり、1人は遺体すら浮かばなかったと伝えられている。
昔の話だと笑う月末に、「ちょうど今2人だね」と宮腰はつぶやいた。
【羊の木】ネタバレあらすじ6:のろろ祭の夜、事件は起きた
のろろ祭りの夜、事件は起きた。
福元宏喜(水澤紳吾)が、勧められたお酒を飲んで暴れだしてしまったのだ。
福元は酒乱で、職場のいじめに耐えかねて上司を殺してしまった過去を持つ。
暴れた福元を見て、その場から逃げ出したのは栗本清美(市川実日子)。
彼女の罪は、酒乱でDVだった恋人を、一升瓶で殴って殺害したというものだった。
元ヤクザの大野克美(田中泯)が、暴れる福元を止めに入ったものの跳ね飛ばされ、会場は修羅場に。
杉山勝志(北村一輝 )は、楽しくてたまらないといった様子で、ニヤニヤしながらカメラを向ける。
みんながパニックになる中、宮腰(松田龍平)は、暴れる福元の背中を蹴り飛ばし、あっさり押さえこんだ。
ついに元・受刑者同士が接触
直接、のろろ様を見てはいけない。
白装束に白い頭巾をかぶった男たちは、「のろろ~、のろろ~」と静かな街を練り歩く。
杉山は、宮腰に「お前、誰だよ」と問いかけた。
先ほどの騒ぎの様子を見て、自分と同じニオイを宮腰に感じたのか?
宮腰は相手にしなかった。
のろろ様の行列は、大雨で中止となる。
「のろろ様、怒ってるんですかね。」と宮腰はつぶやく。
【羊の木】ネタバレあらすじ7:セックス中、夫を絞殺した女に惚れる父
のろろ祭の夜、太田理江子(優香)は、月末の自宅にいた。
理江子が働く介護施設を利用していた、月末の父・亮介(北見敏之)。
2人は、いつしか恋仲になっていたのだ。
亮介は車椅子生活ながらも理江子を激しく求める。
この晩も車椅子から立ち上がり、理江子に迫ったところ、誤って転んでしまった。
父が運び込まれた病院にかけつけた月末は、理江子から衝撃の告白を受ける。
理江子が犯した罪は、夫の絞殺。
セックスの時に、夫の首を締めるのが夫婦の常だった。
夫は首を締められると気持ち良いというのだ。
怖いと思いながらも、夫が喜ぶならと従っていたが、その行為により、夫は帰らぬ人となった。
理江子は、月末の父親を真剣に愛していると訴える。
しかし、月末は認めることができず、父とは会わないでくれと理恵子に伝え、立ち去ろうとした。
理恵子は、「月末さん、私は二度と人を好きになってはいけないんですか?死ぬまでずっと」と叫んだ。
【羊の木】ネタバレあらすじ8:更生を邪魔する者、助ける者
杉山(北村一輝 )は、大野克美(田中泯)が働くクリーニング店を訪れる。
「やろうよ。」
祭の夜、大野も自分と同種の人間だと感じた杉山は、大野に悪事の誘いをかける。
「ある日、突然馬鹿だったと気づく、だけど、その時はもう遅い。」
大野は、そう杉山を一蹴した。
「ヤクザほど馬鹿じゃない」と杉山は悪態をつきながら、店から立ち去った。
クリーニング店の客足が遠のいている。
自分のせいではないか?大野が、朝子(安藤玉恵)に聞くと、
「顔に傷があるだけでヤクザとか失礼よねえ。」とぼやいた。
大野は、街の人々が感じているという自分への恐怖心を否定しなかった。
大野をかばう朝子に、以前は暴力団員だったこと、懲役18年の判決を受け刑務所にいたことを告白。
突然の告白に驚いた朝子は、「嘘をついてたならやめてもらうしかない」といったんは、大野を突き放すが、慌てて呼び止める。
「私は、あんたは悪い人だなんて感じてないんだけど!」
【羊の木】ネタバレあらすじ9:宮腰を探す男
魚深市役所に目黒厚(深水三章)がやってくる。
新聞に掲載された「のろろ祭」の写真に写っていた宮腰を探しているという。
息子が大変お世話になった人だというのだ。
個人情報保護のため、教えられないと課長はつっぱねたのだが、目黒はあきらめなかった。
港で、宮腰の隣に写っていた杉山(北村一輝 )を見かけた目黒は、宮腰の居場所を教えて欲しいと頼む。
息子がお世話になったからお礼をしたい、と説明する目黒に対し、
「お礼しないとな、正直に言えよ。俺はあいつがムショ帰りだって知ってるから」
杉山は不気味に微笑んだ。
【羊の木】ネタバレあらすじ10:恋か友情か、信じるか疑うか
「バンドやめていいか」と須藤(松尾諭 )は、月末に相談する。
幼稚園の“お父さん会”幹事が忙しいこと、そしてこのままバンドを続けても、月末にもメリットがないと言う。
アヤと宮腰は、付き合っているというのだ。
心穏やかではいられない月末。
月末とアヤは口論となる。
「相手のことよくわからないのによく付き合うな」
「わかりたいからつきあうんじゃないの?」
声を荒げるアヤに、月末は、つい、宮腰が過去に人を殺めたことを伝えてしまう。
はっと我に返り、宮腰の過去は誰にも言わないでくれ、とアヤに頼むが、だったら最初から話すな、と吐き捨てるように言われてしまった。
月末は、宮腰に電話をかけ、アヤに宮腰の過去を話してしまったことを謝罪した。
宮腰は、「友だちとして謝っているのか、市役所員として謝っているのか?」と月末に質問する。
「友だちとして」と答えた月末を、宮腰は許した。
電話を切った直後、1人の男が宮腰に声をかける。
宮腰を探していた、目黒厚だ。
ピンと来ていない様子の宮腰に、「目黒たかしの父親だ」と名乗った。
やはり覚えていないと答える宮腰に、目黒は掴みかかる。
その様子を杉山はカメラに収めていた。
その後、宮腰は、アヤを迎えに行く。
2人とも、月末の暴露については触れないが、車内でキスしようとした宮腰を、アヤは激しく拒んだ。
怯える表情を見た宮腰は何も言わずに車を出し、アヤはその場に立ち尽くした。
月末は、感情に任せて宮腰の過去をアヤに教えてしまった自分の行為を恥じた。
しかしそんな折、やはり宮腰はどこかおかしいと後輩の田代(細田善彦)から告げられる。
好奇心から6人の受刑者を調べていた後輩の田代(細田善彦)は、宮腰に執行猶予がつかないのは、宮腰に前科があるからと言うのだ。
正確に言うと“前科”とは呼べないのだが、未成年の頃、何らかの事件を起こし、少年院に入っていたからではないかと推測していた。
【羊の木】ネタバレあらすじ11:元殺人犯同士の最悪の事態
宮腰(松田龍平)と杉山(北村一輝)はヨットの上にいた。
「何人目?」
杉山は、宮腰が目黒を殺したところを目撃していた。
口止め料の要求かと思った宮腰だったが、杉山の目的は金ではなかった。
「例えば海の上でシャブの受け渡しとか。」
一緒に仕事がしたいと、杉山はざっくばらんに持ちかける。
港に戻る。
宮腰は無表情で杉山を轢き殺した。
【羊の木】ネタバレあらすじ12:のろろ様の裁き
月末(錦戸亮)は、アヤに謝罪の電話をかけた。
アヤ(木村文乃)も直接話がしたいから、月末の家に行くという。
アヤが勤めているスナックを出た時、パトカーのサイレンの音が聞こえてきた。
月末が自宅に帰ると、そこにいたのは宮腰だった。
「ギターの練習がしたい」という宮腰(松田龍平)を部屋に招き入れる。
月末は勇気を出して、少年院に入っていたことがあるのか聞いてみた。
「それ友だちとして聞いてる?」
逆に質問してくる宮腰に、そうだ、と答えると、「あるよ」と告白した。
「何したの?」
肝心な質問には答えない宮腰の顔を覗くと、宮腰は眠っており、月末もいつの間にか眠りに落ちた。
月末が目を覚ますと、宮腰は「海に行かないか?」と月末を誘う。
岬に向かう車中、月末の電話が鳴った。
アヤからだ。
電話に出ようとすると、宮腰が携帯を取り上げ、「岬に行くからアヤもおいでよ」と言い勝手に切ってしまった。
悪い予感がしたアヤは、急いでバイクを飛ばし岬へ向かった。
同じく港で遺体を発見した警察も、宮腰の車の捜索を始めた。
月末と宮腰は、岬に着いた。
のろろ様の前で、「自分は人殺しだ」と告白する宮腰。
人殺しは過去のことだとたしなめる月末を否定し、
「昨日もおとといも、たぶんこれからも」
と言い放つ。
罪を償うよう説得するが、どうせ死刑だと宮腰は、海に飛び込んだ。
月末の手を掴んで。
岬から飛び込む2人が見えたアヤは、「月末~」と叫ぶ。
しかし、海面から顔を出したのは、宮腰の方だった。
落胆するアヤ、その時、突然、のろろ様の頭が崩れ落ち、海へ落下した。
のろろ様の頭部は宮腰を直撃、海深くへと沈んでいく。
あっけにとられたアヤが、海面を見つめていると、ほどなく月末の顔がヒョコっと現れた。
【羊の木】ネタバレあらすじ13:ラスト
のろろ様の頭部が、海中からクレーンで引き上げられている。
港に集まる見物人たち。
めずらしい光景をカメラに収めようと、内藤朝子(安藤玉恵 )は、大野(田中泯)と一緒に自撮りする。
朝子に笑うよう促され、大野はぎこちない笑顔を浮かべる。
魚深市に平穏な日常が戻ってきたようだ。

山上たつひこ原作、いがらしみきお作画による、同タイトルの漫画を原作に実写映画化した作品です。
原作は第18回文化庁メディア芸術祭優秀賞に輝いた、人気実力ともに折り紙付きの作品で、映画化にも期待が寄せられていました。

映画版では別途オリジナル要素も追加され、「殺人犯」という彼らの正体を知ってしまうまでの、徐々に人々の日常にゆがみが生じていくという緊張感、張り詰めた空気を見事に表現したミステリー作品となっています。

映画【羊の木】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

複数名の元受刑者の社会復帰支援として一つの街で受け入れるという重くて怖さを感じるストーリーで、全体的に何か不気味な感じがします。
錦戸亮演じる役所の職員が元受刑者たちの世話係をしますが、表面上は普通に見える元受刑者にもどこか影があり、不穏な空気が流れるので、常に怪しさを感じながら見てしまいました。
特に松田龍平演じる元受刑者は、やたらとフレンドリーに錦戸亮に接してきて、プライベートでも交流するようになるのでますが、やはり影があり、不気味さは最後まで続きました。

主人公は少し情けない市役所職員で、錦戸亮くんの優しそうな雰囲気がぴったりでした。
優柔不断でかわいいキャラクターが萌えるので、錦戸亮くんのファンは必見の作品だと思います。
この映画を見ている間はずっと、自分が彼の立場だったら、人を信じることができるのかと自問自答していました。
細かい設定は、現実にはあり得ない部分もありました。
しかし、たとえ設定がリアルでなくとも、ストーリーの本質的な部分で考えさせられます。

錦戸亮さんは役者としての魅力がある方だと思います。
アイドルの雰囲気を感じさせない冴えない素朴な役が似合います。
明るい内容ではないので全体的に暗く終始ドキドキしてしまいました。
観終わった後もなんとも言えない暗い気持ちになりますが、観たことを後悔してしまうような映画ではありません。
いろいろなことをいろいろな側面から考えなければと思わせくれるとても深い映画だと思います。
松田龍平さんの存在感はさすがです。
