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2020年に公開された日本映画です。

監督は「22年目の告白 私が殺人犯です」「ビジランテ」などを手掛ける入江悠監督。

入江悠監督は、リアリティを追求するため自ら「人工知能学会」に入会して取材したそうですよ。

映画【AI崩壊】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

AI崩壊これからの時代を担っていくと言われているAIですが、知識が無いので勉強できれば…と思い見ました。

軽い気持ちで見ましたが、考えさせられる事が多く、見て良かったです。
10年後という設定でしたが、本当にこの世界に近づいていたら…と思うと怖いですね。
AIを扱う人間自身が、もっとしっかりしないといけませんね。便利な物に慣れ過ぎるのも、リスクを伴うんだなと思いました。
時にはアナログな考えも大切なのかもしれません。

やっぱり人間がコントロールできないものを人間が作ってしまうのは、心底怖いと感じてしまいました。
たしかに便利になるのはいいけど、命の管理までできる、ということは、この映画のようなことも起こり得るわけだし。
まさに「AI崩壊」というタイトルをしっかり表していると思います。

ただ、内容に関してはちょっと期待が大きすぎて、“普通”でした。
私は、入江悠監督のファンなので、逆に厳し目になってしまうのですが、サスペンスなら、「22年目の告白～私が殺人犯です～」の方が面白いし、SFの視点なら「太陽」の方が入江悠監督作品の中では好き。

次回に期待です。

最後までテンポよく展開されますので大変面白かったです。
評価がいまいち低いのは、外国のAI作品と比べるとちょっとだけ見劣りするからだと思います。

この作品は主人公の逃走劇ですが、鍛えぬいた大沢君の肉体が目立ちます。
異彩を放つのは三浦友和さんのアナログ刑事役。
最終的には権力の象徴である警察の幹部との戦いとなります。

この映画を観て思ったのは、AIは人間を超えることはないということです。
何故なら、機械は人間のような魂を持つことは不可能だからです。

AIがすべての生活を牛耳っている世界でのAIの暴走、崩壊。
こんな未来がもうそこまで来ているような時代だからこそ、すごく怖いと思いました。

このまま世界は機械に頼っていって、最終すべてを機械やAIに任せるようになったときに、こういった大規模なAIを暴走させるウイルスなどが現れたら世界は滅亡すると思います。
頼ってる人々は機械がなくなったら何も出来なくなる…すごく怖いと思います。

そして、唯一太刀打ちでき、絶対無実である大沢たかおさんを必死に殺そうとする警察もすごく怖かったです。

医療における現場でAIが活躍されるてあろう近い未来。
上手く活用できたら人のかわりとなり、これからの高齢化社会を担う強い味方になるとは思うのですが、この映画のようにどこかでプログラミングを間違えたり、何らかの故障などが起きないとは限りません。

そして暴走する果てに見えるものは、やはり人間の最終的な力だと思いました。

大沢たかおさんの追われる緊迫感は、映画とは思えない親近感があって、とても良かったです。
そして賀来賢人さんの慣れないという専門用語をスラスラとセリフ読みしていて頑張っているなと思いました。