映画【まほろ駅前狂騒曲】フル動画観るならココ※無料配信情報

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便利屋を営むちょっとだけちゃんとしている多田（瑛太）とゆる～い感じの行天（松田龍平）。

依頼者の無茶苦茶な要望に応えながらも、その中で自分たちの過去とも向き合い、物語の進行とともに絡まった結び目のようになってしまった物事や心の中を、ゆっくりほどいていく感じと、その中にちりばめられた会話が、ジワジワと心にしみてくる感じで、面白く見ることが出来ました。

行天が元妻から預かった娘に対するとっても不器用な愛情にはキュンとしてしまいました。

2014年に公開された日本の映画です。
直木賞作家の三浦しをんの人気作の「まほろ駅前シリーズ」だ3作目の小説を実写映画化したものです。

腐れ縁の二人の若者が、いろいろな事情を抱える依頼人たちのために奔走する様をユーモアとペーソスを交えて描いたヒューマンドラマです。

この映画では、いろいろな事件がスピーディーに描写されていてとても見応えがありました。
多田と行天のかけあいもとても面白く拝見できました。
二人の絶妙なコンビ感がたまりませんでした。

けしてベタベタする感じじゃないけど、瑛太さん演じる便利屋の多田と、その同級生で多田の仕事を手伝う行天（松田龍平さん）のバディ感、空気感が好きです。

本作では、行天の実の娘が出てきて、あまりない父娘関係が描かれていますが、変わり者とはいえ悪人ではまったくない行天の父性の芽生えみたいなのも見もの。

怪しげな新興宗教の教祖として永瀬正敏さんも出演されているのですが、いい味出してました。

後半、バスジャックシーンは、ちょっと長くてもたついたかな、という印象はありますが、多田と行天の活躍を今後も見たい！そう思わせてくれる映画でした。

多田と行天が帰って来た！
それだけで嬉しいですが…2人がいると事件が起きるのか、まほろだから事件が起こるのか？多分、両方なんだろうなぁとしみじみ。

ご安心下さい、まほろの常連さんも登場します。
2人で一緒に便利屋を始めて以来の危機！まさかの行天の子どもを預かる依頼。
それも危機ですが、他にも大きな危機が！
行天がまほろに帰って来た前作、色んな想像をさせたバス停に置いてきたモノ。
行天の過去の人物も絡んできて、今回もわちゃわちゃします。

そして、もう逢えないんだろうなぁと、おセンチな気持ちにさせられます。
だから、とあるCMで今の2人を見ると、あー！と地団駄を踏んでしまいます。
今の2人の多田便利軒が観たいです。