映画【下衆の愛】フル動画観るならココ※無料配信情報

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主人公のテツオ役は、『アレノ』他、映画出演多数、怪優・渋川清彦さん。

でんでんさん、木下ほうかさん、古舘寛治さん、津田寛治さんといった実力＆個性派俳優が、脇をがっちり固めます。

映画【下衆の愛】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

この映画は2016年に公開された日本の映画です。

主人公のテツオが映画監督ですが40歳を目前として夢を諦められないパラサイトニートでした。
そんな彼の唯一の自慢は映画祭での受賞経験。しかし、女優を自宅に連れ込むような生活が続いていました。
ある日、才能あふれる新人女優のミナミと出会います。

裸と動物にこだわるプロデューサー貴田や枕営業に打ち込む売れない女優の響子、自らのハメドリで生計を立てる助監督のマモルなどのような、映画界の底辺にいる仲間たちと最後の賭けの映画を作る話です。

この映画はストーリー性も音楽も台詞回しも全てにおいて内容が濃い映画でした。

下衆な男だけど、映画愛はほんとにある主人公になんだか感情移入してしまいました。
映画監督って聞くとすごいって思うけど、売れている人なんてほんの一握りで底辺にいる人がいっぱいいるんだろうなと思いました。

枕営業する女優とかも見ていて痛々しいけど、どうしてもここにしがみつきたいとかそんな思いがあるのかもしれません。
ほんと、一度映画の世界に入り込むと逃げ出せなくなるのでしょう。
実感のこもった映画だと思いました。

映画にはまってる人たちの必死さと、ゆるさがいい感じに混ざってる。
みんなクズだなぁって思ってみてたけど、映画の事は本当に好きなんだな、と伝わってきて、不本意ながらカッコいいと思ってしまった。

これがリアルなのか。純粋な彼女が好きな人もいるし、お芝居がしたいだけなのに、監督と関係をもっちゃうところは、切なかった。
綺麗なことだけでは夢って叶わないのかしら。
見てて素敵な物語ってかんじしゃないけど、業界の裏みたいなものが見られて面白い。