映画【北の桜守】フル動画観るならココ※無料配信情報

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『北の桜守』は、『北の零年』（2005年）、『北のカナリアたち』（2012年）に続く「北の3部作」の最終章です。

映画【北の桜守】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

全体的に往年の映画のようなクサさはあったのですが、吉永さんのファンは圧倒的に高齢者の方なので、こればかりは仕方がないかな？と思います。

映画館で今作を見たのですが、事実、劇場内の客はほとんどおじいちゃんおばあちゃんでした。

一方で劇中劇を取り入れるなど、王道ではない演出も伺えます。
この手法に最初は混乱と拒絶を覚えたのですが、主人公てつさんの心に閉まった記憶を表現したものではないかと推測しました。

その視点で鑑賞すると、てつさんの苦しみがズシリと重く感じられます。
史実の出来事も描かれているため、戦争を知らない自分にとって非常に学びの多い作品でした。

ミュージカル調のところがあって、その意味はあまりわかりませんでした。
寸劇とかもちよこちよこ入るし、よくわからない演出です。
そんなことしなくてもいいのにって感じです。

戦争の悲惨さはよく現れていて、そこはよかったです。

でも、吉永小百合さんが若い頃も演じるのは無理があるのでは？と思います。
そこは別の役者を使って描けばもっと自然だったと思いました。
吉永小百合さんはたしかにきれいだけど、若い頃も演じられるわみたいな、変な持ち上げはよくないです。

愛情深くたおやかで、芯のしっかりしたてつが素晴らしかった。

新しい人生に踏み出す機会もあったし、本当はそうしたかったかもだけど、一途に夫への気持ちを貫く姿に感動です。

長い間抱え続けてきた様々なつらい思いを想像すると涙です。
修二郎と思い出の旅をする場面は、痛みを伴いながらも微笑ましさがありました。
母子の、互いへの愛がもどかしさもありながら美しかったですね。

残念で悲しい結末となってしまうのかとハラハラしましたが、最後、晴れやかな気持ちになりました。