映画【嘘を愛する女】フル動画観るならココ※無料配信情報

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優れたオリジナル映画企画を募集する「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」の第1回グランプリに選ばれた企画を、中江和仁監督の元映画化した作品です。CM等で活躍していた中江監督は、この作品が長編映画作品のデビュー作となりました。

映画【嘘を愛する女】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

題名と予告につられて作品をみたくなり、見ました。
付き合っている彼氏のことはなんでも知っているし、彼氏だけど家族のような存在で、そんな相手のことを信頼していたのに、実は全て嘘だったと言われたら何を信じていいのかわからなくなるし、実際に身近な大事な人にもし嘘をつかれていたら、怖いなと思うし主人公の気持ちに感情移入ができました。

でも、本当の真実を知った時にとても感動して、嘘をは相手を傷つけるだけのものじゃなくて、大切だからそこ嘘をついてしまうこともあるんだと思いました。

ミステリーなのか、推理ものなのか、なんなのか・・・
映画を見ている途中でよくわからなくなる感覚に陥ります。

長澤まさみさんは、リアルにいたらちょっと好感持てない感じの女性を演じておられましたが、揺れ動きながらも高橋一生さん演じる「キッちゃん」への切なる想いを見事に演じておられたと思います。

「キッちゃん」の嘘にまみれた素性を明らかにしていく段階で「バットエンドなんだろうなぁ。」とか「私だったら探さないけどなぁ」とか何度も思いつつ、結局最後まで食い入るように見てしまいました。

なるほどそうきたか！というエンディングで、エンディングの先を想像したりするのも楽しい映画です。

予告編を見た印象ではミステリーやサスペンスの要素が強い作品なのかと思っていましたが、想像していた以上にラブストーリーでした。

なんといっても長澤まさみさんの演技が魅力的で、失望のあまり笑ってしまうシーンや、夢と願いを語りながら泣くシーンは心を動かされました。

自分の近くにいる人が自分の知らない顔を持っていることは誰にでも起こり得ることだと思いますし、自分自身も全てを相手に見せているか話せているかというと、どうだろうと改めて色々考えさせられました。

長澤まさみ演じる主人公が、意識不明の恋人の本当の正体を知るために、探偵を雇う。
恋人の真実が見えてくるにつれて、主人公には辛いだろうな、という事実も多かった。
私なら、途中で真実を追うことも、意識不明の恋人のことも置いて逃げてしまうかもしれない。

主人公が恋人の真実が知りたいと奮闘する場面では、本当に恋人のことを愛しているという強い意志が伝わってきた。
ひょんなきっかけで知り合い、恋人になったふたりだったが、5年の月日を共に過ごしたふたりの強い絆を感じた。

先に小説版を読みました。
長澤まさみと高橋一生を想像しながら読めて面白かったです。
読み終わると映像としてストーリーを追いたくなり映画を観ました。

ミステリーの要素が強い作品ですが、終始漂う高橋一生演じる桔平の物腰の柔らかな人柄が滲み出る静かな映画だと思います。
桔平の嘘がどうか長澤まさみ演じる由加里の納得のいく、由加里が傷つかない理由であるように願いながら観てしまいます。
吉田鋼太郎演じる海原の雰囲気も良かったです。