映画【デトロイト・メタル・シティ】フル動画観るならココ※無料配信情報

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映画【デトロイト・メタル・シティ】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

もともとの漫画がはっちゃけすぎてるので、映像化はどうか？と思ってましたが、かなりはっちゃけてました。

ちょっと度が過ぎて、根岸が気持ち悪かったけど、おもしろかったです。
根岸の弟とかも出てきて、原作キャラ勢揃いだし、松雪泰子は美しいしでかなり気に入りました。

あとは、歌の歌詞が原作通りにできたらもっといいけど、それは無理ですもんね。

ストーリーもバンドのサクセスストーリー的なところがあり、バンドが好きな私にはぴったりでした。

私の好きな音楽の好きな一つである【ヘビーメダル】を、中心とした音楽を、映画にして有りがたいと思いました。
しかもデスメタル。
音楽映画なので、ライブではどんな曲が流れるのかと思ってました。
見事にヘビーで狂いそうな曲です。

主人公根岸君【松山ケンイチ】は、ポップスが好きな少年。
チョット可愛そうでしたが、この設定がとても面白いです。

あとは、KISSのジーン・シモンズがでてきます。
KISSファンにはたまらない場面です。
私はこの映画を観てデスメタルを動画で観るようになりました。

この映画を観て”演じる”ということに興味を持った、という劇団員に会ったことがある。
本作をそういう視点で観たことがなかったので新鮮な想がしたものだ。

主人公はオシャレなフレンチポップミュージシャンを目指す青年だが、なぜかデスメタル路線で売れてしまい、しぶしぶアウトローな人物を演じている。一見正反対だが、むしろこっちが本性なのでは？と疑う場面もしばしば。

人は複雑なもので、性格とは多面体なのだ。本当の自分、と思い込んでいるものも実は多面体のある側面に過ぎない。
故に思い切って別の人を”演じて”みたら、また新たな自分の側面に気付くかもしれない。

とか難しいことを考えなくても十分楽しめる娯楽作品です。

マンガの実写化は難しい印象ですが、主演の松山ケンイチの演技力はさすがですね。
主人公の根岸のキモくてウザい感じを見事に体現していて、それが一変クラウザーになって下品な言動を繰り広げている様は爽快感がありました。

松山ケンイチと同じぐらいインパクトが強かったのが松雪泰子演じる女社長。
しっとりとした美人女優のイメージですが、パンチラを物ともせずファンキーな役柄を演じ切っていました。

原作ファンからすると少々過激さは薄まっていましたがR指定なしでここまで映像化できただけでも素晴らしいと思います。