【吉田恵輔監督】映画まとめ｜あらすじ・レビュー・動画配信情報

同じ青森県人として松山ケンイチの演技力、人間力に魅了されっぱなしです。
特に安心感が違います。
髭も似合うようになりました。

東出昌大も良かった、自然体でキレるところは痺れました。
最近の映画やボクシングはハリウッドに影響されてか変にかっこ良くみせようとするのが主流のようですが、男くさく人間くさい日本の映画が良いです。

いくら努力を惜しんでも報われない、とても切ない作品です。凄く感情移入できました。
ここ最近の映画のなかでは傑作品です。

（さとう・36歳・会社員）

主人公・岩男のこじらせっぷりと、母親の狂人っぷりがこれでもかというほど全面にアピールされていて強烈な映画だと思いました。

この映画を見ると、母親によって過保護に育てられたり、干渉されすぎたりすると大人になったときにとんでもない事態に発展してしまうんだなということが分かります。

唯一まともなアイリーンでさえも、だんだん回りの狂気に巻き込まれて内面が変わっていく様子がとても切なかったです。
安田顕さんのダメ人間感あふれる演技はリアルすぎて怖いです。

（けんた・27歳・会社員）

わたしも正反対の性格の弟とともに育ってきたので、分かる～！となるシーンが多くておもしろかったです。

兄弟姉妹って、言ってしまえば一番近くにいる他人なんですよね。
性格が合わない他者と、でも兄弟姉妹だからある程度一緒には暮らさないといけない。
仲が良いわけではないけど心の底から嫌いなわけでもない。
そのバランスが観ていておもしろかったです。

吉田恵輔監督の作品のなかでは、わりと万人に勧めやすい作品という印象です。
ニッチェ江上さんの演技もとても良かったです。

（くら・29歳・会社員）

V6の森田剛くんの演じる主人公の恐ろしさに震えます！
まさか森田剛くんにこわいと感じる日が来るなんて！
そのくらい本気の役者、森田剛の姿がここにあります。

何をしでかすか分からない、狂気を孕んだ人間の危うさを常に纏わせています。
主人公が次に何をしてしまうのか、ハラハラしながら見つめているしかできません！
最悪のサイコキラーなのに、目が逸らせない！

過激な内容なので、苦手な人もいらっしゃると思いますが、森田剛さんの役者としての魅力が詰まった一作です。

（やまだ・30歳・会社員）

この作品は、スリル満点で凄かったです。

また、なんといっても森田剛さんの演技、とても怖すぎました。
よく実際にあるストーカー事件とかの犯人って、こんな感じなのかなと思ってしまうほど、かなりハマり役でしたし、こんなにもリアルに演じれる俳優としての森田さんに圧巻でした。

今までイケメンって爽やかなイメージが勝ってしまうので、安全なイメージを勝手に持っていましたが、イケメンであっても、奇妙さや狂気さってあるんだなと勉強になりました。

（こうちゃん・32歳・フリーランス）

この作品は地味な展開ばかりだけど、麦子さんとその回りの人達のコミュニケーションを眺めているだけでじわじわと心があたたまるような映画でした。

麦子さんを演じている堀北真希さんの可愛さと演技力は彼女のこれまでの出演作のなかでもトップクラスだったように感じます。

あと良かったのがこの作品のなかに出てくる田舎の人達の、親切だけどちょっと部外者を警戒している感じがとてもリアルで人物描写の丁寧な作品だなと思いました。

（けんた・27歳・会社員）

うまくいってなかった母親ともう一度っていうのがすごくよかったです。
実は母親と絶対的にうまくいっているひとなんていないのかもしれません。

麦子さんはたしかにちょっとなところもあったけども、私から見ると子どもの頃を思っているなってところもあっていい母親に見えました。
でも、それだけじゃどうにもならなくて、合わなくて一緒に暮らせないってことはあると思います。

母について後から知るってのはちょっと悲しいことですが、後からでも知れてよかったねって思いました。

（まい３・37歳・主婦）

がんばってるのにうまくいかないと女性が主役でリアルだなと思いました。
頑張ってるけど、頑張るとこが違うっていうか、肝心なところはがんばってないというか…。
わたしにもそういうところがあるし、そういう人は意外と多いと思うのですごく共感できると思います。

演じている麻生久美子さんもとてもかわいらしくて、すてきです。
ビッグマウスの男の方もよくいるタイプでダメだなと思うんだけど、憎めない感じでした。
おもしろくて切ない話で引き込まれました。

（まい3・37歳・主婦）