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母親に捨てられ、自分は誰にも必要とされていないと思いながら育ってきたオオバカナコ（玉城ティナ）。アルバイトをしながら暮らしていたある日、メキシコの街並みの絵葉書を目にしたカナコは、その場所に憧れ、旅費を稼ごうと高額なアルバイトに手を出す。しかし「カップルを車で逃がす」という危険なアルバイトに失敗。カナコは殺されそうになってしまう。必死に命乞いをしていると、特技を聞かれた。「料理が得意」と答えたカナコは、怪しげなレストランへ連れていかれる。その店「Diner」の店主である料理人のボンベロ（藤原竜也）は元殺し屋で、客もみな腹に一物を抱える殺し屋たちだった。
原作は映像化不可能とも言われた平山夢明氏による小説です。
監督は写真家としても知られ、そのカラフルな色彩感覚で世界的な評価も高い蜷川実花さん。
蜷川実花さんと言えば故・蜷川幸雄の娘としても知られていますが、本作の主演である藤原竜也さんは舞台演出家であった蜷川幸雄さんとは深い縁でつながっており、蜷川実花とも古くから既知の仲であったようです。
そんな関係性も思いながら、蜷川実花演出によるやはりカラフルな世界観と、藤原竜也の怪演を楽しむのも一興でしょう。
ちなみに、豪華絢爛な食堂の舞台美術は、アーティストの横尾忠則氏が担当しています。
ウェイトレス姿の玉城ティナの美しさも必見ですよ😍
映画【Ｄｉｎｅｒ ダイナー】を鑑賞した方のレビューをチェック♪
殺し屋専門のダイナーにの主。元殺し屋の天才シェフボンベロ役に藤原竜也さん。日給30万の怪しいバイトに手を出してしまい、その殺し屋専門の店で働くことになってしまった玉城ティナさん演じるおおばかなこ。
この二人のちょっと怖いけど独特な雰囲気にかなり引き込まれる作品です。
少しでも間違えば殺される恐怖感。そして最後はそんな中ひかれあう助け合う二人に夢中になってしまう作品で面白いです。豪華も真矢みきさん、本郷奏多さん、窪田正孝さんなどかなりの豪華で驚きました。
とにかくキャストが豪華で最高でした！
映画館まで観に行ったのですが大画面で迫力があり終始キラキラしていました。
個人的に窪田正孝さん演じるスキンがかっこよくてびっくりしました。
今まで窪田さんは演技上手いなと思う程度であまり関心はありませんでしたが、今まで見てきた役とはまた違った雰囲気でオーラが凄かったです。
他にも本郷奏多さんや真矢ミキさんの役も個人的に推しているのですが、恐らく1度見れば誰かしら自分の推しが出来るのではないかと思います！
それくらい華やかで個性的なキャラばかりで面白かったのでオススメです！
食べ物も衣装も空間も、そこに映し出される全てが色彩豊かで鮮やか！
ネオンピンクに輝く『Diner』の光が頭から離れません。
藤原竜也さんが演じる、天才シェフ・ボンベロが創り出す料理は食べる芸術作品のようでした。
しかし、『客は全員人殺し』という狂った人間ばかり。
正義とか悪とか、そんなものはこの世界には存在しないかのようでした。
あるのは己の欲望に従い、我が道を行く狂人たちだけ。
血しぶきの赤でさえ、美しく見えてしまうほど麻痺してしまいました。
美しい色の洪水に彩られ、誤魔化され、あり得ない世界がそこには成立していました。
良くも悪くも蜷川実花と藤原竜也が全開の映画です。
ジョン・ウィックのような世界観なのにこうも違う感じになるのかと。
カラフルな絵本のような映像なのはいいのですが、料理が見ていて美味しそうに見えないのと、アクションシーンがかなり陳腐なのが、この映画の良くないところだと思う。
ミッションインポッシブルやマトリックスオマージュもすべっていてのれなかった。
原作の映像化という点は役者の人たちの頑張りでうまく再現できていた。
この作品に出てくる料理が魅力的です。
料理の数々は見た目が、アートそのものと言ってもいいぐらい美しいです。
例えば、黒いバンズとクリームチーズが溢れるハンバーガーや色とりどりに加工されたわたあめでいっぱいのパフェなど、現代アートっぽい仕上がりで食べるにはもったいない料理です。
また、作中の殺し屋たちが出てくるともあってアクションシーンがあるのですが、アクションはあまり映らないので、期待してたので残念でした。
