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昭和40年、閉鎖の迫る炭鉱の街を救うプロジェクトが立ち上がった。
それはハワイアンセンターでフラダンスショーを行うというもの。
炭鉱の娘たちに、誰も見たことがないフラダンスを仕込むために、ハワイアンセンターの吉本部長(岸部一徳)は、東京から講師として平山まどか(松雪泰子)を招く。
はじめのうちは、まったくのど素人たちに嫌々教えるまどかだったが、紀美子(蒼井優)をはじめ、炭鉱娘達のひたむきな熱意に、忘れかけていたフラへの情熱を思い出し、輝きを取り戻して行く。

日本アカデミー賞5冠受賞の大ヒット!
実話を元にした映画だけに、リアルに映画を楽しむことが出来ます。
第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作で、講師であるまどか先生に指導されながら、素人が見事なフラダンスを踊るようになるまでの過程が丁寧に描かれています。

主役の松雪泰子さん、蒼井優さんから台詞のないダンサー役に至るまでダンス経験のない女優をキャスティング。
全員が一からダンスのレッスンを受けて撮影に臨んでいるのでよりリアルに感じられます。

映画【フラガール】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

昭和40年代に炭鉱で栄えていた村が、別の事で復興を目指して行く実話を元にした物語。
田舎の娘さん達が、その時代には珍しかったであろうフラダンスで盛り上げていく姿が、とても可愛らしくて感動する。
ダンスも本格的で、本当にショーを観ているかのように思える。この映画を観て、フラダンスをやりたくなった人はたくさんいると思う。
実際私もその一人です。
厳しい練習を乗り越えて、笑顔でステージに立って踊りきった姿を観たら本当に感動します。

かつて炭鉱でにぎわっていたが、炭鉱の衰退とともに街も衰退していったが、町おこしにハワイアンリゾート施設を作って奮闘する人々の話です。
自分の町をよりよくしたいという熱い想い、苦労が垣間見えて、画面に向かってですが最後まで応援したくなるような内容でした。
実話を基にしたものなので、尚更だったのかもしれません。
経営をしていく人にとってもヒントになることがたくさんありそうな気がします。
なんにせよ、現地に行ってみたいです。

私の記憶ではかなり昔の印象であったが、改めて調べてみると2006年で、れっきとした21世紀に入ってからの作品である。
背景については詳しく述べられていないが、常磐炭鉱が閉山になり、その受け皿として作られた常磐ハワイアンセンターを舞台として繰り広げられる映画である。
公開前はそれほど評判にならなかったものの、ふたを開けてみると口コミで広まり観客動員130万人、興行収入15億を超え、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた。
演出上、借金取りに追われているダンス教師が登場するが、それ以外は、全くの初心者のみで構成されているため、違和感がなくスムーズに映画世界に入っていける。

福島県の炭鉱町でハワイアンセンターを作って若い女の子にフラダンスを踊らせる、というのは、当時はかなり突飛な発想だったろうな、と思います。
だからそれに抵抗するお父さんたちの気持ちもわかりますが、それにもめげずにたくましく地域を活性化させていこうとする女性たちの姿がかっこよかったです。
何より、フラダンスが思った以上にすばらしかった。
南海キャンディーズのしずちゃんのダンスも意外に良かったし、蒼井優のダンスの伸びやかさ、迫力に圧倒された映画でした。

フラガールは、2006年に公開された日本の映画です。
常盤ハワイアンセンター(スパ亜リゾートハワイアンズ)の誕生秘話を描いた作品で、実話をもとにしているため興味深く視聴できました。
舞台となるのは昭和40年の日本です。
この映画では蒼井優さんや松雪泰子さん、豊悦さんなどが出演していて豪華キャストであるのが印象的でした。
町おこしのためにレジャー施設を建設する人々の情熱が伝わってきて面白かったです。
特に、フラの練習で徐々に上達していくプロセスは見ていて感動しました。
