映画【十二人の死にたい子どもたち】フル動画観るならココ※無料配信情報

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2019年に公開された日本映画です。
監督は、『世界の中心で、愛をさけぶ』『SPEC』『20世紀少年』などで有名な堤幸彦監督です。

映画【十二人の死にたい子どもたち】を鑑賞した方のレビューをチェック♪

タイトルに惹かれて見てみました。
12人の死にたいと悩む学生の男女がそれぞれの悩みを打ち明けながら、ラストには生きようともがくストーリーが響きました。

出演キャストも人気若手俳優陣が素晴らしく、中でも杉咲花さんの演技力に魅了されてしまいました。
人それぞれ、他人から見ると些細なことで悩んでしまうことや、悩みを解決するには自殺なんかじゃないってことを今を生きる若い世代に伝えるにはとてもいい作品だと思います。

自殺志願者が集まって集団で自殺しようとします。
ところが、12人のはずなのに、すでに一人が死んでいるのです。
そのことで、自殺はなかなか実行に移すことができません。
その中で、それぞれの事情が分かっていきます。

若手の男女の俳優さんがたくさん出ていて、みんな素晴らしい演技です。
杉咲花さん、黒島結菜さんのインパクトが強く感じました。
主宰である高杉真宙くんは、いつも冷静で、でも何を考えているのかわからないところがあります。
新田真剣右くんは、眼鏡をかけてもいて、すぐにはわかりません。
橋本環他のみなさん、素晴らしい演技でした。

最後は、なんとなく安心できる終わりでした。

有名な若手女優・俳優さんが出演しているので気になって見てみました。
タイトルやあらすじから、死にたいという事情を抱えた青少年たちが集団で死のうとするようなお話だと予想がつきました。なのでその分、どのような結末になるのか楽しみでした。

物語の終わり方は、ある種納得のいくような含みのある終わり方でした。

グロくはないので、ダークでちょっと悲しいお話が好きな方には特におすすめです。
また、橋本環奈さんや新田真剣佑さんなど、普段は明るく元気な役を演じていらっしゃる方が、死にたいという気持ちを抱えた人間の役をしています。

ですので、女優さんや俳優さんの新たな一面を見ることもできます。

少年少女の集団自殺という重いテーマですが、序盤からなぜかひとり多いとか、ホラー感満載で心がざわざわします。

ですが、その謎解きだけに執着するわけでもなく、みんながそれぞれ抱えている心の闇が見えてくるという構成が素晴らしいと思います。

大人目線で見ると、正直彼らの死にたい理由は若さゆえだなと感じてしまいます。

廃墟という閉鎖的な空間も、視野の狭い彼らの心を象徴しているようでした。彼らの本音はぼんやりしていますが、そこがまた、
今時の子というリアリティを感じさせました。

個人的には橋本環奈がタレント役で登場する映画……という謳い文句で覚えていた作品だったので、もっと軽い作品かなと思っていたのですが、ミステリ作品としてしっかり楽しめる映画になっています。

廃病院に集まった12人の自殺志願者たちそれぞれの事情が徐々に紐解けていくのと同時に、正体不明の13人目の死体の謎へと迫っていくという構成がなかなか面白かったです。

他人から見たらそうでもない悩み、あるあるな悩みからちょっと現実離れした重篤なものまで、いろんな事情を備えた彼らがどうなっていくのか、最後まで楽しむことが出来ました。