作家が選ぶ!おすすめの恋愛本【人気作家サミット】で紹介!
(王様のブランチ:2020年2月15日放送)
2018年「かがみの孤城」で本屋大賞受賞、 直木賞作家でもある辻村深月さん。
そんな辻村深月さんがおすすめしてくれた恋愛本は……。
まさに恋愛小説の醍醐味
2019年、柄本佑主演で
映画化!
火口のふたり
(かこうのふたり)
白石一文・著
(しらいしかずふみ)
*あらすじ*
いとこで元恋人同士の賢治と直子。
直子は、別の男と結婚が決まるが、式の10日前に故郷で再会。
「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」
この一言で、事態は一変。
いとこ同士の恋愛という、出口が見えない恋の行き着く先は……。
「火口のふたり」は、実写映画化され、 2019年公開。
映画では、賢治役を柄本佑さん、直子役を瀧内公美さんが演じでいます。
映画のチラシに書かれた、「世界が終わる時、誰と、何をして過ごしますか?」というコピーが印象的!
映画は、大胆かつ濃厚なラブシーンが多いということで、R18指定作品となっています。
辻村深月さん「たった2人の登場人物の向こうに、世界と社会を見せているということが、恋愛小説を読む醍醐味!」
「火口のふたり」は、震災前後を舞台として書かれています。
同席していた中山七里さんも、「極限状態の中での愛、それが際立って見える」とコメント。
辻村深月さん「「火口のふたり】というタイトルの意味がわかるドッキリが本当にスリリング!」
だからこのタイトルだったのか、とわかる部分が、最初に1回と後半に1回あって、 “後半の方”を楽しみに読むのがおすすめだそうですよ☆
辻村深月さんは、2019年公開の映画「火口のふたり」を観て、おもしろかったので、原作小説を読んだそうです。
気になる方はチェックしてみてくださいね♪
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