シューイチで紹介!
(2019年11月17日放送)
読書芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんが、おすすめ本を3冊教えてくれました。

又吉直樹さんは、たびたびメディアでおすすめ本を紹介。
いつも楽しくチェックさせてもらっています♪
「めちゃくちゃおもろい!」
と紹介してくれた本、1冊目は
綺譚集
津原泰水著
(つはらやすみ)
14編の幻想的な物語を集めた短編集。
2004年に集英社より単行本、2008年に東京創元社より文庫本、2019年に電子書籍版が発売。
*収録リスト*
天使解体・サイレン・夜のジャミラ・赤假面傳・玄い森の底から・アクアポリス・脛骨・聖戦の記録・黄昏抜歯・約束・安珠の水・アルバトロス・古傷と太陽・ドービニィの庭で・隣のマキノさん

読書の醍醐味はズバリ!
読後感!
と語る又吉直樹さん。

読書って、1人の人生を体験できますよね。
短編だと、短い時間で読後感を得られるので、読書初心者さんにもおすすめとのことですよ♪
又吉直樹さんも癒やされた
すべての女性を肯定、励ましてくれる一冊
おまじない
西加奈子著
(にしかなこ)
- ある出来事で心に傷をおった少女
- おばさんキャラのキャバ嬢

西加奈子さんの小説は、又吉直樹さんにとっても救いになっているのだそう。
あなたがいてくれて、本当に楽しいです。
西加奈子著:おまじない

「それぞれが深刻にかかえているもの、この本のタイトル“おまじない”みたいに、誰かの何気ない言葉によって、あれ?ちょっとラクになった、元気になったみたいな……。」
と語る又吉直樹さん。

“ 優しい ひとこと”がおまじないとなって、女性たちを元気づけてくれる、そんな一冊です。
又吉直樹さん洗脳された?
ダークな哲学にクスリ、なぜか感動?の一冊
黒いマヨネーズ
吉田敬著
(ブラックマヨネーズ)
「結婚」
吉田敬著:黒いマヨネーズ
コンパの誘いがあれば絶対行ったし、テレクラだって行きました。
性欲の鬼でした。
「タイブレークはこうすればいい」
互いの監督が高校野球川柳を詠み合って優劣を決めるのはどうだろうか?

又吉直樹さんは、久しぶりに本を読んで笑った!素晴らしかった!と賞賛。
おもしろだけでなく、おばあさまとのエピソードなどでは後悔している思いなども赤裸々に綴られているんだそう。

吉田さんは変わったものの見方をするけど、読んでいるうちにだんだん吉田さんこそ正しいんじゃないか?って思えてきたそうですよ。
一緒にいた光浦靖子さんが、「やばい、洗脳されてる」ってつぶやいていました。(笑)
以上、3冊が紹介されました。

私は、「奇譚集」が読みたくて、amazonと楽天ブックスチェックしたのですが、配送まで数日はかかりそう……。
出遅れちゃいました。
気になる方はチェックしてみてくださいね♪